都農町のワイナリー・株式会社都農ワインは8月4日、令和5年度のワイン醸造をスタートしました。
この日は「キャンベルアーリー」8㌧を除梗破砕機にかけ搾汁を行いました。
都農ワインはJA尾鈴ぶどう部会の「キャンベルアーリー」や「マスカットベリーA」、「サニールージュ」をはじめ、地元産ぶどうを100%使用しています。
窒素ガスを使う最新鋭の搾汁機を導入しており、品質アップにも力を入れています。
赤尾誠二社長は「1996年から始まり、28回目の仕込みとなる。今年もぶどうの生育は順調で糖度があり、風味・品質に期待できる。台風や暑さなどが心配だが、スタッフ一丸となって美味しいワインを作っていこう」と話されました。
醸造式では社員やJA職員ら18人が作業の安全を祈願し、神事を行いました。
仕込みは9月中下旬まで続き、今年度は計190㌧(前年実績比105%)を仕込み、ボトル19万本(1本750ml)の製造を見込んでいます。
今年の新酒解禁は10月21日。新酒を楽しむ「ハーベストフェスティバル」は、11月5日に開催される予定です。