全国の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が相次いでいることを受け、県と両町・JAで連携し、2日間JA尾鈴の資材センターにおいて消毒用の消石灰配布を行いました。
1月19日は川南町の養鶏場57農場へ1、618袋を配布。25日には都農町の49農場へ1、036袋を配布しました。消石灰配布は昨年11月7日、県内1例目の発生を受け11月に初回を実施。今回は2回目の配布となります。
鳥インフルエンザは、日本で越冬する渡り鳥によってウイルスが運ばれることで発生しますが、今シーズンは異例のペースで感染が増加しており、県内でもすでに3例目が確認されています。
配布した消石灰は鶏舎の周囲や敷地の境界2㍍幅までまいてもらいます。高アルカリ性の効果により感作後30分以内にウイルスを消失させる働きがあります。
また、このような状況を踏まえ、JAグループ宮崎では、被害農家の復旧・復興支援を目的に募金活動に取り組んでいます。