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Z世代に農業の魅力を/高校生と農家の交流深める 2022.11.15

2022年12月27日

 11月15日、三田国際学園高等学校(東京都)の生徒5名が探究学習科目である「リベラルアーツ」の一環として、川南町を訪れ、生産者とJA関係者・町役場の17名と意見交換会をしました。この交流会は「Z世代に対しての農業」をテーマに、若者へ農業の魅力を発信するために取り組む学生が「川南町トレーニングハウス農業研修」第一期生・保坂政孝さん(41)のネット記事を読み感銘したことから、異業種から農業に転職した本人の経験・実績を伝えることで、Z世代がより農業に関心が持てるのではないかと考え開催されました。。

 学生を代表し、福地賢也さんと鳥山誠太郎さんが、SNSを利用して10~20代の若者170人を対象にアンケート調査。過半数が農業に関心を示しているとし「もっと興味を持てるよう、農業のデメリットを払拭することが大事」と述べました。

 農家やJA関係者も農業について講義を行い、講師の一人として参加した保坂さんが、「農業は単に仕事ではなく生き方。覚悟と目標をしっかり持てれば、自分のペースで働ける素晴らしい産業」と話しました。

 その後、JA関係施設にて、シシ汁やピーマンの丸焼きなどが振る舞われ、交流を深めました。