大玉トマト部会は1月に入って、令和2年度産の出荷が順調です。出荷は昨年10月下旬から始まり、12月から収量が増えてきました。主な品種は「麗妃」。黄化葉巻耐病性で果形が良く、秀品率の向上にも繋がっています。
都農町山末地区で約40年栽培している黒木常幸副部会長(64)は、40aの圃場で週に3~4日、日量約500㎏を収穫。「定植日以降の天候に恵まれたおかげで、例年に比べて病害も少なく、生育は順調」と話します。
部会では減農薬、減化学肥料での栽培に取り組んでおり、今年度は24人が6.6haに作付け。6月上旬までに約1,000tの出荷を見込んでいます。
現在、総合選果場には日量約4tが集荷。宮崎県内をはじめ、九州、中国、関東地方へと販売されます。
写真上=収穫作業をする黒木副部会長
写真下=選果場に出荷される大玉トマト