JA尾鈴は、消費者と生産者をつなぐ「架け橋」を目指し、活動しています。

suger&salt

3月28日(火) 「忖度」

 最近『忖度(そんたく)』という言葉が世間を賑わしています。大阪の国有地売却問題が発覚してから頻繁に耳にし、目にするようになりました。

 他人の心中をおしはかること(広辞苑)。自分なりに考えて、他人の気持ちをおしはかること(新明解)。辞典ではこのように解説されていますが、とにかく他人の気持ちを先読みし、これを先回りすることのようです。

 なんだか宗教の世界で悟りを開いた人しか持ちえない感覚のような気もしますが、これが一般的に実行されるのが日本の特長かもしれません。直截的な表現を良しとせず、回りくどい表現こそが重宝される、そんな風潮がそのまま幅を利かせたのかもしれません。

 翻って我がJAの窓口職員、CS(顧客満足)向上のために常日ごろから利用者の気持ちを先読みしています。その成果が利用者からの満足の声として届き、さらに職員のやる気に拍車をかけるといった大変好ましい相乗効果を生み出す。そんな「忖度」もあります。

※写真は春の庭

3月24日(金) 「研修」

 先ほど今年採用予定の職員4名が4日間の研修を終えて帰ってきました。中央会の教育センターに泊まり込みの研修だったので、緊張もしただろうし初めて耳にする単語も多く戸惑ったのではないでしょうか。

 先輩職員が迎えに行って連れ帰ったようです。その先輩も同様の研修を経験しており、新採用職員の今の気持ちはよく理解できるでしょう。

 数十年前の自分の時代は1週間ではなく1年間だったことを思い起こしました。JA尾鈴では男子の事務職員はJAの採用試験に合格したのち、宮崎県立の農協講習所で1年間のカリキュラムを習得するのが必須条件でした。しかも自費で。

 懐かしく思い出したのですが、50人の同級生のうち今現在何人がJAに籍を置いているのか正確な数字が判明しません。10数名だろうと想定するのは、同級生といっても高卒新人や大卒でしかも数年在職したのちに入所した人など年齢幅が大きかったからです。

 来月からは大きめの名札を付け、仮配属先で張り切ることでしょう。そして定年を迎えるまで勤めてくれることを願います。

※写真は春の花

3月21日(月) 「彼岸過ぎ」

 すっかり春めいてきました。「暑さ、寒さも彼岸まで」の言葉どおり、今日は汗をかくような暑さだったので上着を脱いで机に向かっていました。

 我がJA管内では田んぼに水を引き始めたところですが、隣の高鍋町では植え付けが始まっており、地区によっては最盛期を迎えようとしています。

 庭の花も様々に咲き始めたので写真に撮ってみたのですが、予想以上に多くの花が咲いていたので皆さんに全てを紹介したいのですが、そのうちに桜も咲き始めるとデビューすることも無くお蔵入りとなる写真もあるでしょう。

 昼のニュースでは、東京で桜の開花宣言が出されたようです。宮崎は来月になりそうで、南国宮崎なのにと、ちょっと悔しい思いもありますが楽しみは先にとっておけという事もあります。その時が来るのをじっくり待ちましょう。

※写真は10日のつぼみ~15日の一輪~そして咲き誇ったすいせんの花

3月15日(水) 「関心」

 本日の会議の冒頭、ワールドベースボールクラシックでの逆転勝利に触れた挨拶がありました。

 自分はテレビ中継を見ていなかったので、今朝のニュースで結果を知りました。大会前の予想と違い善戦しているようですが、「思わず歓声を上げ拍手をした」とのあいさつでした。差別のつもりはありませんが、その挨拶は女性委員長がされたものだったので、我が家と全く違うなと思いました。

 我が家は野球大好きの父に対し、妻も母も高校野球でさえ見ることはありません。当然くわしいルールを知るはずもないのですが、スポーツニュースのタッチアップ場面を見て「ちゃんと受けたように見えたが」と。アウトでは進塁できないくらいは知っているのだろうと思われる発言でした。

 今日は2次リーグ最終のイスラエル戦。勝たなければ1位通過とならないのかな?韓国に勝利したイスラエルですから、甘く見ると足元をすくわれかねません。是非とも勝利してほしいものです。

※写真は春の一輪

3月10日(金) 「明日で6年」

 東日本大震災から6年が経過しますが、2千数百名の方がいまだに見つかっていないとのこと。そんな折にもあの悲惨な事故を忘れたかのようにベースロード電源として、原子力発電の再稼働が次々と認可されています。

 城山三郎著「男子の本懐」を読みました。昭和初期の浜口雄幸首相と井上準之助蔵相を主人公とした政治経済を題材とした小説です。昭和初期の金輸出解禁をめぐる政治風景が舞台となり、これに命を懸けた二人の政治家の実話が題材です。

 ふたりとも役職に就いた時から、軍の膨張を防ぐために命を捨てる覚悟で解禁に取り組みましたが、相前後して凶弾に倒れています。そして残念ながらこの内閣が終わるとともに命を張った改革も幕を閉じ、日本は世界大戦へと舵を切ることになります。

 政治家としての使命を全うした点は、今の政治家に見習ってほしいものがあります。様々な反対を押し切るという点では、「特定秘密保護法」「安保法制」「TPP」「カジノ法」を決めた現政権と似ていなくはないかもしれません。

 が、決定的に違うのは、浜口雄幸は一言も口を挟まず他人の意見を最後まで聞くという姿勢だったようです。そして最後は説得し、納得させた。しかし今の国会では委員長の制止を無視し、最後まで自分の言い分を喋り続ける首相がおり、質問者は煙に巻かれます。その差は大きすぎます。

 いつもいつも決めてから「丁寧に説明すべきだった」というのではなく、決める前に各方面の意見を丁寧に聞く内閣になって欲しいと、自民党員の一人として切に願います。

※写真は春が近づいた庭

3月1日(水) 「存続」

 職員採用面接を実施しました。奇しくも来春卒業予定の大学生採用活動が始まる日と同じ日になりました。高卒、大卒とも採用試験は昨年中に実施したのですが、予定外退職者の補充としての追加採用です。

 農協法改正があり農協改革が叫ばれるなか、そして世間ではJAの行く末をどのように捉えているのか読めないなか、よくぞ挑戦してくれたと感謝する次第です。我々にも今の政府の農業・食料に対する施政方針がわからない状態ですから、若者にはなおさら理解できないはずです。

 奥原農水事務次官が農水省秘書課長時代の10年ほど前の講演「農協改革」と題したその概要を読みました。当時から委託販売を否定し買い取り販売を行うべきとのスタンスで、それがそのまま昨年の規制改革会議の結論として採用されています。という事は、奥原氏の執念が今回の法改正につながったと考えて間違いないようです。そして農協は「非営利」組織としてではなく、利益を上げて配当する組織に変わるべきといった変更も奥原氏の講演内容と一致しています。

 このままではJAの協同組合たる存在価値がなくなってしまいます。今日の面接で採用される若者が組合員の為に十分力を発揮し、将来にわたって安心して働ける組織であり続けることをせつに願っています。

※写真は冬の庭

2月27日(月) 「若くない」

 だんだんと春めいてきました。寒さを感じることが少なくなるとともに、風の匂いに春の香りが混じるようになりました。2月も明日で終わり、月日の過ぎ去るのがなんと早いことかと感じています。

 昨日は孫のひな祭りの予定でしたが、主役の兄がインフルエンザに罹り延期に。春は確実に近づいていますが、一方で冬もまだまだ自分の季節として幅を利かせているのかもしれません。全国一位の座は譲ったようですが、一病院当たりのインフルエンザ数では全国でもまだ上位にランクされているようです。

 そして知人は目がかゆいと言い出し始めました。花粉も飛び始めたようで、こちらもマスクが必要になってくる季節になりました。自分も長いあいだ花粉症で目のかゆみと鼻水に悩まされたのですが、いつのまにか顔面のかゆみに代わりました。

 時の経過を早く感じるのは加齢が原因と言われますが、「年を取ると花粉症が治る」となにかで読んだ記憶があります。いよいよ自分も老人の域に近づいたのだと気づかされました。

※写真は冬の庭

2月24日(金) 「???」

 昨日は「グランプリ」だったので今日は「プラチナフライデー」といきたいのですが、現実は厳しくなかなかそうもいきません。

 ところで年齢を重ねると体のあちこちが故障します。この世に生を受けた時から世話になっているというのに、定期点検や念入りな手入れをするどころか暴飲暴食に連日の晩酌。これで病気にならないほうがおかしい。

 というのは自分のことで、長年の不摂生がたたり今では薬の服用が欠かせません。そんな理由で2か月ごとに病院へ行き薬をもらっていますが、その薬を次の通院の日までにピタリと消化してしまったことが一回もありません。いつも残るので、残った分を差し引いて投薬してもらいますが、これが積み重なり前回はついに1か月分で足りるまでになりました。もう少しすると2か月分が余り、病院に行かなくてもよくなるのでは???

 そんな病院の受付での会話

受付「○○さん、熱はないですか?」

患者「無いごたるがね」平熱のこと。熱が無かったら大変。

受付「インフルエンザが流行っているのでマスクをしてください」

患者「風邪はひいちょらん」

受付「いいえ、うつるといけないんで」

 ここまで聞いていて、誰にうつるのかがよくわからなかった。

 問診票でのやり取り

患者「嗜好品て?」

受付「コーヒーとか」

患者「コーヒーは飲まん」

受付「晩酌はしませんか?」

患者「あー、そんなら焼酎」

自分も記入したが嗜好品の次に「たばこは吸いますか」とあった。たばこは嗜好品ではない?

 こんなくだらないことを考えながら名前が呼ばれるのを待っています。

※写真は昨日と似ているが別の物です。

2月23日(木) 「グランプリ」

 「男女の賃金格差 解消遠く」、添付されたグラフには「男女の賃金差は縮まりつつあるが・・・」。これは日本経済新聞の見出し。

 「男女間の賃金格差最少」、添付されたグラフには「男女間の賃金格差が縮小している」。こちらは朝日新聞の見出し。

 日経では格差是正が進まないと嘆くような表現ですが、朝日では格差解消が進み大いに評価できるといった捉え方です。どちらも厚生労働省が発表した調査結果を基にしているので、昨日書いたように新聞により方針の違いがあるという証明です。

 特に気を付ける必要があるのがアンケート結果を基にした場合の評価報道です。たとえば「賛成」「どちらかといえば賛成」が合計で51%、「反対」「どちらかといえば反対」が45%というような結果の時、ある報道機関は「国民の過半数が賛成」と報道し、別の機関では「ほぼ半数が反対」とする場合があります。最近よく聞く「フェイクニュース」ではないのですが、どちらに重点を置くかの違いであり見出しだけでなく全体を見て自らが判断する必要があります。

 そして本日のグランプリ!

 「需給調整 国の責任 補給金公平性確保を日本農業新聞

 「農協の流通独占に風穴 牛乳改革、自民部会が了承日本経済新聞

いずれも加工原料乳生産者補給金制度に関する報道ですが、見出しだけで政治的な立ち位置がはっきりと分かります。

※写真は冬の庭

2月22日(水) 「読み比べ」

 昨日の朝刊に移住希望地ランキングが乗っていましたが、宮崎日日新聞と日本農業新聞だけでした。全国紙(毎日・日経・朝日。読売は読んでない)には載っていませんでした? しかし将棋に初の外国人女流棋士が誕生した記事は農業新聞を除く各紙に載っていました。

 宮日新聞は父も読むので、起床する前に目を通しておきます。ですから移住希望地ランキングを最初に目にしたのは宮日でした。2015年と16年の10位までのランクが表示してあり、宮崎は2年連続の10位でした。地方紙という事もあり見出しは「移住希望先本県10位」とあり、宮崎は常時ベスト10かと感心しました。

 次に手にした農業新聞は14年からの3年分の表が掲載してあり、3年間は1位と2位を山梨と長野が交互に獲得していることがわかります。ベスト10に3年連続でランクインしているのはこの2県に静岡を加えた3県だけです。そして宮崎は3年前の表には載っておらず、常時ベスト10という勘違いが判明しました。

 このように記事の書き方ひとつで読み手の感想は異なります。当然、新聞にはそれぞれの会社の方針があるので、同じ事件や統計でも重要視するポイントが異なり、記事では微妙に表現が違ってきます。農業新聞はもちろん農業専門ですから、大企業を後ろ盾とする主要全国紙と全く違う位置に立ち、読み比べは非常に面白く感じます。JAの窓口にも置いてあるので読んでみませんか?

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2月20日(月) 「政治の裏側」

 久しぶりに雨が降り、パサパサだった農地に水分補給をと願ったのですが、3時間後には太陽が顔をのぞかせました。表面がほんの少し湿った程度でしょう。

 さて先週末に続き、日本農業新聞のPRです。毎週日曜日の総合欄に政治評論家 小林吉弥氏の「連載永田町 スバリ核心」コーナーがあります。週1回の掲載にもかかわらず2月19日で1081回ですから、20年以上続いていることになります。

 これほど続いているという事は、その内容が支持されているという事に他ならないはずです。私も日曜は真っ先にこの欄から読み始めます。もちろん小林氏の予想は当たることもあり外れることもありますが、同じようにこのコーナーを待ち遠しく思っている読者は多いはずです。

 ただ正直に申告すると、自分も若いころは政治に興味は無く、永田町がどうあろうと我々の生活には関係ないと高をくくっていました。が、多分に漏れず年齢を重ねるにつれ、TVチャンネルがNHKに偏るのに比例して、政治への関心も大きくなりました。

 19日のテーマは『派閥流動化「ポスト安倍」にらみ』でした。もちろん旧宏池会各派がよりを戻し「大宏池会」を結集する目的と、「ポスト安倍」をにらんだ細田派との勢力拮抗作戦が潜んでいると氏は解説しています。このコーナーを読むと政治の裏側も覗いた気分になれます、一度目を通してみませんか。

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2月17日(金) 「政治用語辞典」

 本日付の日本農業新聞「万象 点描」欄に掲載された鈴木宣弘氏(東大院教授)の「政治、行政の用語解説」をそのまま掲載してみます。農業新聞に縁のない方もいらっしゃるでしょうし、当JAは今月を農業新聞の特別推進月間としているので、その特徴やおもしろさを知っていただくためにも。※記事は文章形式ですが、箇条書きに変更しています。

 「自主的に」⇒米国の言うとおり

 「自由貿易」⇒米国が自由に儲けられる貿易

 「国益を守る」⇒米国の要求に忠実に従い、政

     権と結びつく企業の利益を守る。自身の政

     治 生命を守る

 「岩盤規制・既得権益にドリルで穴をあける」

    ⇒地域を守る相互扶助的ルールや組織は地域のビジネスとお金を奪い

      たい企業に邪魔なので岩盤規制・既得権益と呼んでつぶす

 「農業所得向上」⇒農協を解体し、地域のビジネスとお金を奪うための名目

 「緊急対策」⇒政治家が自身の力で実現したのだと『恩を着せる』ための

   一過性の対策

 「対等な競争条件」⇒一部企業にもっと富が集中できる市場条件

 「生産性向上効果」⇒貿易自由化の経済効果を水増しする万能のドーピング

   薬

 「情報公開」⇒基本的に情報は出すものではなく隠すもの。出す場合は、政

   府が国民を誤認させて誘導するのに都合のいいところだけ公開する。

 どうでしょうか、以上、すべてではありませんが目についたものを書きぬきました。TPPにおける答弁に限らず、最近の「共謀罪」やPKOでの「戦闘」解釈など、なるほどと思い当たるはずです。こんな視点で国会中継を見ると、また違った感想を持たれるのではないでしょうか。

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2月16日(木) 「成果」

 ちょうど1年前の今日は日銀によるマイナス金利が導入された日です。1月に決定され実際に適用されるまで、そして適用後もしばらくは新聞紙面をにぎわしたのでご記憶と思います。

 マイナス金利は、市中に出回る現金がダブつく(「潤沢?」とも表現)ための策ですから、市民生活への直接の影響はすぐには発生しません。目に見える形なったのは2月22日、10年もの国債利回りが▲0.005%になった時でした。その後11月15日(スーパームーンの翌日)に0.000%になるまでの9か月間にわたり国債のマイナス金利は続きました。

 この間、銀行貸出の長期金利は大きく下がりましたが、それに伴いもとより低かった預金金利はさらに低下し、我々金融機関も大幅に引き下げざるを得ませんでした。生命保険料も低金利による運用難のため各社とも4月以降、軒並み掛金を上げる方向です。一般市民にとっては住宅ローンぐらいしか恩恵の無かった金利政策です。

 1年後の今日は成果がなかったことを新聞各紙が大きく報道するだろうと予想していました。ところがまったく外れました。宮日が取り上げていただけで、日経・朝日・毎日いずれも1行も扱っていません(読売は読んでない)。アベノミクス支援への失敗だから、政府の批判を恐れて報道しないのでしょうか。できれば日本経済新聞にこそ成果の検証結果を掲載して欲しいのですが。

※写真は冬の庭

2月15日(水) 「誰の代表?」

 民主党政権時、皇室の在り方や存続そして女性天皇について検討されかけたことがありました。たまたま秋篠宮家に男性皇族が生まれたことにより、自然消滅的にその話は霧散していったように記憶しています。

 時は移り昨年、天皇陛下が今のお気持ちをメッセージとして伝えられました。これを受け有識者会議が設置され、数回にわたる会合の結果「一代限りの特例法を支持する」との結論になるようです。これは政府の方針と同じで、今の天皇に限り例外的に附則を設けて退位を可能にするものです。未来の皇室の在り方を今の政治で決めるべきではないとか、皇室典範の改正は困難であるからとの理由があるようです。

 はたして正しい判断なのでしょうか。「戦後レジームからの脱却」とか「自主憲法の制定」と言っていたのと矛盾する気がしますが。早めに決着させたい、あるいは一旦落ち着いた女性天皇制に火が付くことのないようにではないか、と勘繰るむきさえあります。面倒ごとは避けながら「穏便に片付けるのが最善の策」あるいは「先送りが得策」では問題です。

 「政治家の最大の問題は問題から逃げること」は与謝野馨元経済財政相のことばです。今月2日付の日経にありました。これは謙遜であり政治家は国民を代表し種々の問題を解決するための職責と信じています。我がJAでも女性理事枠についての議論中です(女性理事は選出されているが「枠」は無い)。議員に限らず選挙で選ばれる者は、選挙の時だけでなく常に代表としての使命を全うすべきと考えています。

※写真は冬の庭

2月14日(火) 「春へ」

 夕べあたりから何となく寒さを脱しつつあるのが皮膚感覚でわかるような気がしています。そして事務所でも、自分に一番近い場所のエアコンは終日稼働することがありませんでした。

 それ以外のエアコンが稼働していたので、思ったほど寒さを感じることもありませんでしたが。稼働中のエアコンの設定温度を見ると昨年よりも2度ほど低めのようです。最近、節電に対する事務所内の意識の高まりからでしょうが、様々な方面に節約意識が波及していくことを願います。

 明後日は極端に暖かくなるようで、3寒4温を繰り返しながら徐々に春本番を迎えることでしょう。通勤途中にある梅畑は満開ですが、各家庭の庭先にある昔ながらの梅の木の方が早く満開を迎えていたような気がします。

 写真は今朝撮影した梅の枝越しに見た日の出です。うす雲がかかっていたので幻想的な赤い太陽でした。写真の梅の木も梅雨を迎える頃には、立派な実をつけていることでしょう。

2月13日(月) 「花の品評会」

 依然として厳しい寒波が続いています。昼のニュースでは大雪のため生鮮品が届かず、空になった鳥取県内のスーパーの棚が映し出されていました。

 当地ではJA名の由来となる尾鈴山が数年に1度うっすらと白くなる程度ですから、寒くても雪害を受けることの無い暖かな環境に感謝すべきだと改めて気付きました。

 全国的に寒波が訪れた先週の水曜日に、花の品評会が開催されました。毎年この時期に開催され、会場は農家が自信を持って出品した花でいっぱいになります。当地区はスイートピー農家が多いので、会場にはスイートピーの香りが充満します。

 全員の力がレベルアップしてきたのでしょうか、例年の入賞者に代わり新しい顔ぶれも増えてきたようです。品評会が終了すると出品された花は市場価格よりも安値で即売されるので、毎年この即売を楽しみにしている人もいます。

※写真は今年の会場の様子

2月10日(金) 「冬」

 寒いはずです、出勤時の外気温は氷点下1度。今朝のニュースも西日本の日本海側が大雪とのことで、積雪の街中や車道の映像ばかりでした。

 この2~3日の間に読んだ記憶があるのですが、2月がもっとも寒いというが実は1月がもっとも冷え込む時期であると。2月になると暖かい日があるので、その寒暖の差で余計に寒いと感じるのだと。どの新聞だったか記憶していませんが、そのようなことが書いてあったと思います。

 地球温暖化といわれながらも、冬はやはり寒いですね。冬が冬の寒さを発揮することで、冬の作物の出番が広がり、生産者にも張り合いが出るというものです。「夏は暑く、冬は寒い」あたりまえの気象が自然環境を維持していくうえでは非常に大事なことと気付かされます。

 昨日は突風が吹き、キャンプ中の各球団も苦労したようですが、その天候も今日まで続くようです。先日はJAの年度初めと県内でキャンプを張る球団を紹介しましたが、日南市南郷の「西武」が抜けていたようです。西武のみなさん、そしてファンのみなさん、大変申し訳ありませんでした。

※写真は冬の庭

2月6日(月) 「協同の重要性」

 小金井市にある会社の社長から、ご自身が出席された講演会の資料を送付いただきました。先月東京において開催されたJA関連団体の新年会における懇親会前講演の資料です。3名の講演があり、1名は資料がなかったが2名の方の資料が気になったので送付したとのこと。

 本当にありがたいことです。わたしを気遣っていただいたことはもちろんですが、JAとの取引があることを今まで一度も口にされたことはありませんでした。4年前に地元出身者で構成する東京会に参加した時にお会いした郷土出身の先輩で、今回の配慮には驚いたし感謝感激です。

 いずれの講演も昨年の改正農協法の経営への影響やTPPの成立過程とアメリカの撤退、そしてJAの在り方を主題とした内容だったようです。頂いた書類の送付書に、自分の会社でも「俺たちの会社は俺たちで守ろう、困ったって誰も助けてはくれないぞ」と言って頑張っています、とありました。まさにその通りです。

 われわれJAも「協同の理念」が正しいことは理解していますし、12月の当欄で書いたとおりドイツは「協同組合」をユネスコの無形文化遺産に申請し登録されました。世界で理解されている理念を日本政府が理解しないだけです。政府が「協同の理念」の重要性に気付くであろう将来のその時まで、確実に理念が継承されているように努めることが、今我々にできる最低限の仕事だと思っています。

※写真は冬の庭

2月3日(金) 「淡い期待」

 ちょうど1年前の今日「節分と鬼」と題して投稿しています。時はまさしくアメリカ大統領候補の指名争いが始まり、民主・共和両党ともに党員集会が注目を浴びていた頃でした。

 その結果の「トランプ大統領」の発言や政策が、ここ最近はずーっとトップニュースです。1年前は共和党の泡沫候補でしかありませんでした。誰もが他の共和党候補を、そして民主党の優位を疑わなかったはずですが、現実は全く違う結果になりました。

 TPPは1年前の2月4日、当時の内閣府副大臣が和服姿で署名をしました。ただ大統領指名争いの有力候補者は民主・共和党ともにTPPに消極的との報道があり、淡い期待を持っていました。そして、まさに期待通りの結果になったのですが、最近なんだかおかしな空気も流れ始めました。

 1週間後にはワシントンで日米首脳会談が開催される予定です。TPPから2国間FTAへという流れに変わった風の中で、アメリカ大統領に「つよい姿勢で臨む」ことができるのでしょうか。「アメリカを相手に『激しい応酬』を繰り広げた実例は見当たらない(アーサー・ビナードの著書より)」といわれる日本外交。国会での答弁同様、トランプ大統領にも強気で挑んでもらいたいのですが。

※写真は冬の庭

2月1日(水) 「新年度スタート」

 2月1日、プロ野球各球団が揃ってキャンプインするようです。本県でも宮崎市に巨人とソフトバンク、清武町にオリックス、そして日南には「神ってる」広島カープがはいりました。

 日を同じくして我がJAも新年度スタートとなります。昨年度(昨日まで)の決算結果はまだ確定していませんが、どうやら無事に目標を上回る数字を残せたようです。

 これからの1年、全役職員が新たな目標に向かって進むことになります。昨年以上の数字を残せるように全員が一致団結し同じ方向を向くことが必要ですが、そうなるように全身全霊で当たります。

 たった今、平成29年度共済進発式も終了しました。とりあえず、今の意気込みを表明して、新年度のスタートに当たっての決意表明とします。

※写真は冬の庭

1月26日(木) 「モチベーション」

 残念ながら年末に続き、この冬2例目の鳥インフルが発生してしまいました。

 県からの要請は10名だったのですが、少しでも早く終息するようにと願い、当JAからは12名の職員を派遣しました。新聞では県が472人、自衛隊から660人、木城町や建設業協会の関係者ら89人となっていました。今回もJA関連の農場ではないのですが、近隣3JAからは32人を派遣しています。そしてその総数は関係者に算入されたようです。

 ところが、年末のインフル発生時に畜産協会が自衛防疫協議会を通じて養鶏農家に配布した消石灰は、コメリで受け取ることになっていました。自衛防疫協議会費も負担し、職員派遣も引受けるJAでも消石灰は取り扱っているのに。入札して一番安かったと言われればそれまでかもしれませんが、何となく合点がいきません。今回の作業に使用した資材はどのように調達したのか不明ですが、地元JAでないのは確認しました。出役した職員には夜間割増手当も支給するし、夜中までの作業ですから翌日の勤務に猶予を与える必要もあります。すべてはJA負担です。

 JAでは消石灰だけでなく、ブルーシートも消毒液も取り扱っています。もし、単に何円かの価格差だけで仕入先を選択するのなら、再考してもらいたいものです。処分作業にはこれらの資材を扱う部署の職員も参加します。それこそモチベーションにも影響します。当然、命令を出す我々役員も。

 もし、これを読まれた方の中に県知事へのアクセスをお持ちの方がいらっしゃるなら、是非とも検討を加えるようお伝えくだされば幸いです。

 追記

 書き終えたのを見計らったようなドンピシャリのタイミングで、県職員の同級生から「お前のとこに粒状石灰はないか?」と電話がありました。当JAでは通常利用者がなく在庫が無かったので、他の2JAに問い合わせて必要数を確保していただきました。JA西都・JA児湯のみなさん、突然でいろいろとお騒がせしました。そしてご協力いただきありがとうございました。

 こんな問い合わせがあったことに驚きましたが、同級生がたまたま現場に派遣されていたからでしょう。それでも実情は先に書いたとおりですから、突然の注文があったことだけを追記して、文面はそのまま掲載することにしました。

※写真は冬の庭

1月23日(月) 「世論誘導?」

 初場所は、大関稀勢の里の優勝で幕を閉じました。昨年は琴奨菊が優勝し、10年ぶりに日本人力士が優勝と騒がれた記憶があります。そして県出身力士の十両琴恵光は6枚目での勝ち越し、来場所はさらに上位へ。

 今朝のスポーツ紙は各紙一面(テレビで見ただけですが)で、朝刊各紙も1面だけでなくスポーツ欄でも社会面でもと、様々な角度で取り上げていました。私も大相撲ファンですから大変うれしいのですが、千秋楽の中継途中から様相が変わったので、同じように感じた方もいらっしゃるのではと思います。

 アナウンサーが、相撲解説者の北の富士との電話解説中に、突然今場所後の横綱昇進について触れました。北の富士も一瞬「その話は取り組みが終わらないと」といった雰囲気でしたが、アナウンサーはかまわずに話を進めました。ちなみに北の富士は「稀勢の里を横綱にする会」の会長を自認している。それなのに対白鵬戦の勝敗に関係なく、さらに結びで勝ったら決定事項として放送されていました。

 大関の不屈の精神を各紙とも褒めちぎっていましたが、取りこぼしも少なくなったので、今さらあわてなくても良い成績を残すはずなのに。横綱への昇進に関する過去の苦い歴史について、朝日新聞が触れていました。相撲中継を見ながら、これが世論誘導かと、ちょっと感じた一瞬でした。

※写真は大きく花開いたパンジー

1月18日(水) 「格差」

 昨日の新聞記事、資産額『上位8人=下位36億人』を記憶されている方は多いと思います。ほぼすべての新聞に掲載されていましたが、最初に読んだ時点では正確に理解できませんでした。格差社会とはいわれるが、それほどの差が存在するとは思いもしませんでした。

 記事を読み進むと、上位8人の資産は約48兆6千億円、つまり一人当たりでは8兆円強と想像も及ばない金額です。ちなみに百万円の束を厚さ1㎝と仮定すると、積み上げれば80,000m≒約80㎞の高さになります。世界最高峰エベレストの約10倍の高さです。

 これはこれで単純になるほどと理解することもできます。ところが、その反対は一人当たりいくらになるのか単純計算してみると、何と一人当たり118ドル、約13,500円でした。つまりたったの0.13ミリ。こう置きなおすと雲泥の差があることがわかります。

 これは平均値ですから当然エベレストの10倍以上の人も存在するし、たったの1万円でさえ持たない人もいるでしょう。これがアベノミクスを始めとする新自由主義のなれの果てです。現政権が目標とするトリクルダウン(企業や高所得者が富めば、全体に富が浸透するという経済理論)など、妄想でしかないことの証明です。

※写真は冬の庭

1月17日(火) 「自然の力」

 ちょうど22年前の今日、午前6時前に阪神・淡路大震災は発生しました。6400人を超す方が亡くなられた悲惨な災害でしたが、その時に生まれた命があれば今年は大学卒業と就職の年になるはずです。新聞もテレビも、いろんな特集を組み、人々の震災に対する記憶が失われないよう啓蒙しています。

 当時、わたしの妹も大阪に住んでいたのですが、室内はガラスのかけらや割れた食器で足の踏み場もないと言っていたのを思いだします。

 自分はLA(当時は「共済渉外」と言っていた)をしており、建物共済の普及に一生懸命でした。JA共済の有利性をアピールする機会に恵まれたとばかりに、あちこちで建更を勧めて回りました。

 そしてタイミング良く、当時の経済評論家・海江田万里氏(現在の民進党議員)を始めとする方々のテレビ等での発信により、JA共済(建物更生共済)の有利性が広く一般に浸透しました。その後は関連本も発行されたので、より一層その特性が知られることになりました。地震保険の在り方が問われたのもこの災害がきっかけだったと記憶しています。「建更はむてき」ですが、大災害が発生しないことを祈りつつ…

※写真は「建更むてき」のパンフレット

1月13日(金) 「初セリ」

 11日12日の二日間、児湯郡市畜連の子牛セリが開催されました。今年の行方を占う初セリとあって、生産農家はみんな緊張と期待にあふれた顔つきで、市場全体にピーンと張りつめた空気が覆っているようでした。

 それというのも前日まで開催された宮崎中央市場の販売価格が、平均で90万円を上回ったことが宮日新聞にでかでかと掲載されていた影響でしょう。

 1頭目から100万円を超える高値が付いたことで、ぎゅうぎゅう詰め状態のセリ場内に限らず、外部に設置してあるモニターを見る生産者の目はどれも輝いていました。こうなると数年前までは高値であった70万円台も、何となく安値であるような錯覚に陥るもので、これが高値の弊害でしょうか。

 6頭を出品していた農家の1頭目は360キロの雄(去勢)で、あれよあれよという間に100万円を超える価格で落札されました。この農家が手にするお金ははいったいいくらだろうかと、勝手に推計していました。市場全体の二日間の結果は当然のように平均価格で90万円をオーバーしましたが、繁殖農家にとっては良いスタートとなりました。

※写真は過去の品評会での優勝牛。今回の出品牛ではありません。

1月10日(火) 「酉年」

 年明け早々から体調不良。仕事始めの新年会も、賀詞交歓会も欠席。散々の年始でした。

 年末に風邪を引いたのが始まりで、病院へと言う家族の進言を断り続けた結果がこれです。風邪で通院しないのは、風邪の薬も注射も無いからとの信念からで、30年来かたくなに守り続けていました。

 熱は無いものの咳が止まらず、友人の息子の披露宴も近づいたので、インフルでないことの確認のために診察を。そこで言われたのは「もう若くないから、そんなにすぐには回復しません。」のひとこと。「若くない」は心にグサッと。もちろん確かに若くはない。しかし診察した医者もたしか同級生のはず?還暦同窓会を計画中で医者が会長、自分が事務局だったからお互い様ではと思うが口には出さず。

 全国の酉年は943万人で総人口の7.4%、12支中最も少ないそうです。今回のことで体力と抵抗力の無さを痛感。風邪の兆候が現われたら早目の手当てが必要なことを体験しました。

※写真は冬の庭

1月4日(水) 「新年スタート」

 新年明けましておめでとうございます。穏やかな新年を迎えることができました。波乱なくこの平穏が年末まで続くことを祈っています。

 たった今、仕事始めの式(15時開始)を終えたところです。そのなかで多くの表彰を行ないました。まずは資格認証、専門認証、国家資格各種、各種推進の達成者と永年勤続者を、そして最後に今年の成人者に記念品の目録を渡して終了です。

 各種推進のうち6種まとめて当JAでは「総ぐるみ推進」と言っておりますが、全員達成がようやく4年目を迎えました。それ以前は未達成者のボーナスをあらかじめ決められた割合で削減していたので、賞与カットありきで当初から推進に対する努力を怠る職員が存在していました。これをどうにかしないといけないと常々考えていました。

 就任1年目から全職員のデータを個人ごとに月別に管理し、個々の進捗状況を把握しましたがうまくいきませんでした。2年目はそのデータをもとに管理職を指導するとともに、各職員が決裁に来た時に活用できるようプリントアウトし、机の片隅においていました。進捗状況の芳しくない職員は決裁をもらうのをためらったかもしれませんが、そのことがようやく実を結びつつあると満足しています。

 何事も一朝一夕にはいきません。今年もいろんな面で歯がゆい思いをしながら、毎日を過ごしていくのだろうとは思いますが、年末に振り返った時に何か一つ達成していれば上出来です。いざスタート。

※写真は冬の庭

12月30日(金) 「ゆく年、くる年」

 2016年も30時間余りとなった。災害の多い年でもあったが、このまま静かに幕を閉じてほしいと思っています。

 今日で仕事納めですが、明日も営業する部署、年明け2日から営業する部署、そして年末年始に関係なく年中無休の部署など、様々な業務を抱えているのがJAです。

 そんな協同組合の在り方が問われたのも、2016年でした。4月には農協法が改正され、中央会と全農に白羽の矢が立ち、さらには准組合員の利用制限にまで及びました。政治が民間事業に口をはさむ不思議な現象が発生した年でした。そんななかドイツは「協同組合」をユネスコの無形文化遺産に申請し、これが登録されました。協同組合に否定的な日本が申請した「山、鉾、屋台行事」とともに。

 そしてTPP。これを国会で決めたばかりに、EUとのEPA交渉ではTPPの関税撤廃率がたたき台となりそれ以上の市場開放が求められているようです。農家・JAだけではなく、日本国民にとっては踏んだり蹴ったりの貿易交渉でした。

 新しい年はもちろん期待に胸を膨らませる年であってほしいものです。良い年が迎えられますように。

※写真は庭の草花

12月29日(木) 「うるう&うれい」

 【うるう】広辞苑では「季節と暦月とを調節するため、平年より余分に設けた歴日・歴月。地球が太陽を一周するのは365日5時48分46秒なので、太陽暦ではその端数を積んで4年に1回、2月の日数を29日とする」とある。そして【うるう秒】は「世界時との差が大きくならないように加える余分の秒」とある。

 その「うるう秒」が新年1月1日に、8時59分60秒として表示されるようです。ご覧になられた方も多いでしょうが、28日付の宮日新聞に載っていました。元日か7月1日に実施され、1972年に初めて実施、今回が27回目とのことです。たった1秒ですが、コンピュータ時代の1秒はあらゆる分野に様々な影響を与える可能性があるようです。

 われわれの年代ではコンピュータの2000年問題が記憶に新しいところです。マスコミも連日この話題でもちきりでした。我々もシステム会社の指示に従い大晦日の夜まで準備をしたうえで、正月は自宅待機だったと記憶しています。それに比べると今回の「うるう秒」は特段話題にも上らなかったので、過去26回の経験が育んだ技術の進歩のおかげと感謝する次第です。

 「決められる政治」を標榜して誕生した現政権も、たった2%の消費税導入を「新しい判断」で再延期し、決める必要のないTPPはあっさりと強行採決。消費税について「たった2%」が正しいかどうかの議論はさておき、財源不足を補うのに過去最大の赤字国債発行をするのは困りものです。プライマリーバランス(基礎的財政収支)は何時になったら黒字化するのでしょうか?次世代への負担の先送りを憂うばかりです。

※写真は北浦の夕陽

12月28日(水) 「歳月」

 2週間前に自分の学んだ分校に小学生が訪問したことを書きましたが、昨日帰宅するとその子供たちからお礼の手紙が届いていました。

 早速開封してみると、「おいそがしいなか、ありがとうございました。」から始まる文章は、みんなとても丁寧できれいな字でした。当日、全員が靴をきれいに並べていたことを思い起こしました。両親にも手紙を見せたのですが、母親は上手な字に大いに感心していました。

 最も多かった感想は、水泳の授業を川で受けたことのようでした。分校の横を流れる川を見せて、石でせき止めた辺りを指し示しながら当時の様子を説明したのですが、学校にプールがないことが想定外だったようです。そして運動場の狭さにも驚いたようで、1周がやっと100mの真ん丸コースで直線コースが無かったことも印象に残ったようでした。

 分校に入学した年に東京オリンピックが開催されました。あれから50年以上が経過し、当時は当たり前だったプールの無い学校など今は存在しないでしょう。手紙をくれた彼らが中学生になる頃には2度目の東京オリンピックが開催されます。その50年後はさらに明るい世界になっているための努力を、我々は続ける義務があるし、そうなることを願っています。当然ながらJAもさらに発展していることを。

※写真は庭の草花

12月26日(月) 「管弦楽」

 今週が終わると同時に今年も終了します。そして新年を迎えることになりますが、今朝の気温では年の瀬を感じることができません。

 そんな年末の日曜日、川南町では第16回を迎えたモーツァルト楽祭が開催されました。知り合いに頼まれ、過去にも入場券は購入したものの音楽祭には行ったことがありませんでした。今回は鳥フルの影響が懸念されましたが、軽トラ市と同様、防疫体制を整えたうえでの開催となったようです。

 3部構成で第2部が始まる際に「次の2曲は何れも3部作ですから、途中での拍手はしないでください」とアナウンスがありました。第1部の3曲目はもしかすると3部作だったのではと思い返しましたが、その2回の曲間に拍手が起こったことによる注意喚起のアナウンスだったのだろうと思います。

 初めての参加でしたが、非常にきれいな音色の管弦演奏を聴けたので大いに満足しています。コンサートマスターの楽器に音を合わせる様子や、指揮者が50名ほどのオーケストラを自在に操る様子などを目にしたことで、少しだけ古典音楽の扉を開けた気になっています。

※写真は庭の草花

12月20日(火) 「何故?」

 ついに宮崎県内、しかも川南町で高病原性鳥インフルエンザが発生してしまいました。この養鶏場は当JAの農場ではありませんが、対岸の火事とみなすことなく、地域一丸となって感染拡大を防ぐ義務はあります。

 東北地方での発生を受けて、つい先日も緊急防疫対策会議が開催され、意志の統一が図られたばかりでした。新聞によるとこの農場は今年6月に県による立ち入り検査を受けたが不備はなかったと報じられています。どこの養鶏場も鳥インフルには神経質になっていたはずですが、それでも防げないというのは無念です。

 宮日の「くろしお」欄で、ウィルスと細菌の大きさをパチンコ玉とサッカーボールに例えて比較しています。それほど小さい病原菌がこれほど大きな災害を招くのですから、自然の脅威は人間の力など到底及ばないことを証明しています。

 それでも予防することで、100%でないにしてもある程度は防御できるでしょう。そのための靴底消毒マットがJA事務所はもちろん、管内各地に設置してあります。そして車両消毒用の踏込層や噴霧装置も畜産関連施設にあります。今回の発生に伴い農場を中心に新たに12か所の消毒ポイントが設置されました。防疫へのご協力、よろしくお願いします。

 報道はされませんが、我がJAの職員も殺処分の応援に駆け付けています。

※写真は庭の草花

12月19日(月) 「1位」

 日ロ首脳会談は想定通りというか、首相の意に反してと言うべきか、領土問題の進展どころか俎上に上ることもなく終了したようです。ロシアはもちろん正当な自国領土と主張するのですが、当時のソビエトのふるまいやそのあたりの経緯は「坂の上の雲」に書いてあったような気がします。

 ところで、昨夜のサッカー・クラブワールド杯に感激した人が多いのではないでしょうか。連戦の影響による疲れからか、私が観ることのできた延長戦ではアントラーズ選手の動きが鈍かったように思います。それでも世界最高峰のスペイン軍団に2対2の同点は素晴らしく、しかも一時はリードしていたようですから、もしかしたらと大いに期待しながら観ていました。

 最近の日本人、とくにオリンピック後のアスリートの活躍ぶりは目覚ましいものがあります。卓球にバドミントン、スキージャンプにフィギュアスケート、ゴルフそして柔道や競泳など各種競技で優れた成績を残しています。その一つに今回サッカーも加わったのではないかと思います。

 一方17日に開催された宮崎県JAグループサッカー大会では、我がJA尾鈴が9年ぶりの優勝を飾りました。11月の予選リーグを突破した4チームによるトーナメントで、王者JA宮崎中央チームに2対0で完勝、「2位じゃダメなんですか?」を脱した瞬間でした。選手たちの様子も誇らしげで、2位と1位じゃ全然違いますね。オメデトウ!

※写真は庭の草花

12月16日(金) 「北風と春風」

 すっかり寒くなり、本格的な冬が到来したようです。例年より色づきの遅かった銀杏も、ほとんどの木が今朝の北風に葉を落としたのではないでしょうか。

 寒波はプーチン大統領の訪日と時を同じくしてやってきました。北方領土に春をもたらす暖かい会談で締めくくれるとよいのですが、手土産ばかりを持たせて帰国されるようだと、交渉に期待を持った方々に落胆を与えかねません。

 ちなみにGoogleの地図で測ってみると、北方領土の歯舞群島に最も近い納沙布岬からは約13㎞です。国内では大分県佐賀関と愛媛県佐多岬の先端がほぼ同じ距離のようです(いずれも画面上の地図を物差で測ったので誤差あり)。島国日本に対してこんな近くに外国が存在する環境は、第二次世界大戦後に生じました。終戦時、当時のソビエトが日ソ不可侵条約を破棄し北方4島を占領したそうです。日本側は条約違反で無効を主張するものの、ソビエトは適切な対応であることを主張しています。

 歴代政府も返還に力を注いだようですが、その実現は全く見通せていません。今回少しでも両国の溝が埋められるとよいのですが。そう期待しています。

※写真は庭の草花

12月15日(木) 「強行採決内閣」

 新語・流行語大賞の年間大賞が「神ってる」に決まり、今年の漢字も「金」に決定しました。もし政治用語大賞なるものがあれば、自作ですが「強行採決内閣」を選びたいと思います。

 安倍首相はTPPの特別委員会で「我が党においては結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と発言しました。そして、舌の根が乾かないうちに審議は十分に尽くしたとして、野党が反対する中、採決を実行したのは記憶に新しいところです。そして衆院本会議で、さらに参議院でも同様に、審議内容ではなく審議時間を強調しながら採決しました。

 その後も年金改革法案に、統合型リゾート整備推進法案(別名:カジノ法案)と、続けざまに数の力をたのみに賛成多数で成立させました。このふたつは突然提案されたので審議時間も短いのですが、議員立法だから議論は尽くされているという理由で可決されました。それこそ「ああ言えば、こう言う」強行突破採決です。

 以前も書きましたが、第二次安倍政権では特定秘密保護法や集団的自衛権の解釈変更なども含め、近い将来、歴史の大きな転換点であったことが判明すると思うのですが。それも悪い方への。それこそ世界各地で人々が声を上げ始めているのに、日本人は非常に温厚なのでしょう。しかし、今こそ将来のために「もの申すべき時」だと考えます。自民党員の私ですが。

※写真は庭の草花

12月14日(水) 「分校」

 小学4年生までは分校に通ったことを以前書いたと記憶していますが、現在は地区の公民館に改装された施設に、町内唯一の分校からかわいいお客様をお迎えしました。町の施設や歴史の学習の一環だそうです。

 私の住む町には南北に延びる国道沿いに三つの小学校があり、それぞれの小学校に分校が一つずつ存在していました。そのうちの二つは約30年前に廃校となって本校に統合され、残ったひとつが内野々(うちのの)分校です。本日迎えたのは、その3・4年生7人です。分校の先生から打診があったのが11月末でしたが、行事の関係でようやく今日がその日となりました。

 私の学んだ分校は、明治12年に開設され、大正末期に分校に位置付けられ、少子化の影響で平成の到来を待たずに廃校となりました。それでも109年の歴史は見事なものだと、今になって感慨を深めています。そんなこんなの質問を受けながら、そして自分の小学生時代を思い出しながら説明しました。子供たちは驚いたり意外そうな顔をしたりと、様々な表情を見せてくれました。

 写真は現在の建物内部を見てもらった時の様子ですが、室内に上がるときに全員が靴をそろえていたのに大変感心しました。先生方の日ごろの教育がこういうところに現れるのかなと感じました。大変すばらしい子供たちにあえて、非常に有意義な時間を過ごせました。

 12月初めての更新になり、前回からちょうど2週間が経過しました。最近数名の方に体調が悪いのではないかとか余計な気遣いをさせてしまいました。お詫びします。年末の宴会は数をこなしながらも健康そのものですが、難病の「よだき病」にも罹っていたようです。回復の見込みはあるようなので、しばらく様子を見ながら更新していく予定です。

※写真は興味津々の子供たち。

11月29日(火) 「肉の日」

 今日は「いい服の日」だそうです。なるほどと思いますが、自分としては「いい肉の日」の方がしっくりとします。想像するに、たぶん「服」が先で「肉」が後からだとは思いますが、JAに携わる人間としては「肉」を尊重したくなります。

 Aコープでは毎月29日を「肉の日」として「宮崎牛」を始めとした各種の肉を安く販売しています。A5やA4クラスの牛肉だと、普段なかなか購入しないでしょうが、この機会に是非とも食していただきたい。絶好のチャンスです。

 季節は冬、鍋のシーズンが到来しました。「すき焼き」に「しゃぶしゃぶ」そして「水炊き」といろんな鍋がありますがいずれも肉が主役になると嬉しいですね。もちろんダシ昆布と豆腐だけの「湯豆腐」も畑の肉が主役だけに捨てがたいし、財布にやさしいのでおすすめですが。そして豚シャブの合わせ野菜としてレタスがおすすめです。さっと茹でるとレタスのシャキシャキ感が残り、その歯ごたえが余計に豚肉をおいしく仕上げます。初耳の方も騙されたつもりで一度試してみてください。

 肉と野菜、どちらも今からが特においしい季節です。そして当JAの推奨作物ばかりです。たくさん食べて寒い冬と厳しい経済、そしてTPPを乗り切りましょう。たくさん消費していただくことで、農家の励みにもなります。

※写真は庭の草花

11月28日(月) 「天気」

 今朝は雲一つないと表現するにふさわしい秋空が広がっていました。午後は若干の雲が出たが、それでも快晴。昨日このような天候であればよかったのにと、残念に思っています。

 実は雨のなか、当JAの収穫祭を実施しました。半年に亘る準備を経ていざ開催となったものの、開会式はドシャ降り。午後には上がって欲しいと願っていたのですが終日降り続きました。予報通りというか、予報を上回る雨にがっかりしました。あたって欲しくない時にピタリと中るのが天気予報、と恨めしく思っています。

 開場を待ちかねた来場者があってホッとしました。ほとんどの方が、野菜と肉のコーナーめがけて脇目も振らずといった感じです。昨年の実績をもとに実行委員会が準備した野菜も、高値が続いた影響か2時間ほどで品切れ状態になり、急きょ追加補充もしました。1個百円の白菜やキャベツ、カボチャが飛ぶように売れ、百円詰め放題の胡瓜コーナーは競いながらギュウギュウ詰め。最高17本の人がいたとのこと。ニラやトマト、市価の4割引の肉も順調に売れ、予定時間よりも早めの閉店となりました。

 農家は天候不順に苦労していますが、地元住民に感謝されてこそのJA活動、その点では十分に貢献できたと満足しています。

※写真は庭の草花

11月25日(金) 「寒波」

 寒い朝でした。初霜を観測しました(なんか気象庁みたいですね)。ニュースでは東京の大雪を報じていましたが、宮崎も寒い寒い。寒いはずです、今朝の外気温は4度でした。

 東京の積雪は観測史上初のことだそうです。11月の積雪も54年ぶりで、身も凍るような寒さです。そして46年前の今日は、三島由紀夫が改憲議論を求めて市ヶ谷駐屯地を占拠した日だそうです(日経「春秋」)が、当時、確かに雪は降ってなかったように記憶しています。

 それにしても政府の方針は寒々しいもので、次期大統領が離脱を表明したことで漂流間違いなしのTPPをどうしても成立させたいようです。アメリカの希望する2国間FTAはTPP以上に厳しいものになるから、流れを取り戻すためにどうしても必要だと。テレビも新聞もそのように報道していますが、本当なのか疑問です。政府は必ず嘘をつく(堤未果氏)そうですから。

 一方、規制改革推進会議の提案は、国会議員の押し返しで修正されるようです。それでも民間に口をはさむことに変わりはありません。全産業に介入するのならまだしも、JAだけを標的にするのは非常識です。そんな政府に改憲論議をして欲しくはありません。

※写真は庭の草花

11月22日(火) 「いい夫婦の日」

 今日は「いい夫婦の日」だそうです。

 はたして自分はいい夫婦たる条件としての良い夫であったろうか?

 全く自信がありません。

 今日から心を入れ替えよう。

※写真は庭の草花

11月21日(月) 「農政」

 日本の食料自給率が低いことは小学生でも知っていると思います。先進主要国のなかでも飛びぬけて低いのが日本です。カロリーベースで39%が数年続いています。国の政策目標では、民主党政権時に50%でしたが、その後あまりに現実とかけ離れているという事で45パーセントに修正されました。

 にもかかわらず、その自給率をさらに下げようとする政策TPPを、アメリカにも承認させようと次期大統領と会談しました。牛肉や豚肉そしてコメまでも、ほぼ全品目の輸入関税を撤廃するにもかかわらず、日本の農業には全く影響しないという空論を身にまとって。

 本来なら、国内対策を確立したうえで、その後に交渉をするべきでしょうが順序が逆です。アメリカをはじめヨーロッパの国々は、食糧自給の面からはもちろん、国境保全の面からも国内農業を率先して保護しています。どちらも安全保障という国の一大事だからです。

 TPP締約国のひとつシンガポールのように農地の無い国なら、貿易立国として農産物は輸入する政策を実施するのは当然でしょうが、日本には耕地がたくさんあります。ところが政策がないため就農者は減り続け、高齢者が多数を占めます。それに伴い耕作放棄地は増え続けています。

 都農町や養父市のように外資や企業に農地を差し出すのではなく、若者が農業を職業として選択肢にしたくなるような政策をお願いします。まだ今なら間に合います。

※写真は夏に咲き、今の季節にも咲いている花。

11月17日(木) 「グローバルと富」

 先日はスーパームーンを特別大きいと思わないと書きましたが、間違いでした。観察した時間(午前2時過ぎ)が悪かったのでしょう。十六夜(いざよい)の月を午後7時ころに見たのですが、これは大きいと感じました。

 ところで超大国アメリカの新大統領に選ばれたトランプ氏、体格も大きいが、今が最も注目の大きい時かもしれません。選挙期間中の様々な発言が憶測を呼び、期待や警戒が渦巻くなか、安倍首相が本日会談予定です。就任前の会談は異例とのことですが、「TPPを承認させたい」それだけ注目している証拠です。安倍首相は15日の参院特別委員会で、TPPが発効しても「一部の人に富が集中しない仕組みをつくっていくことが大事だ」と答弁しています。ということは、TPPは今以上の格差を生じる仕組みだという事です。

 農相の失言が注目されたことで、「TPP=農業」という一面だけが誇張されましたが、実は富の一極集中が更に進む協定であることを首相みずから暴露した格好です。つまりTPPとは、新自由主義を援護し、富の一極集中を助長するとんでもない協定なのです。トランプ氏を選出した市民の不満こそ、新自由主義への反発だったのです。グローバルという言葉に騙されてはいけません。

写真は「我が家の草花」。

11月16日(水) 「公約」

 若干時機を逸したかもしれないが、自民党の鈴木憲和氏を称賛したい。TPP承認案と関連法案の採決にあたり、本会議を退席したそうです。見事な初志貫徹の一例でしょう。

 農林部会長代理という役職にありながら、小泉進次郎部会長に辞意を伝え、党の処分を受け入れる覚悟での行動らしいのです。その後についての報道がない(見逃しているのか?)ので、自民党がどのように対処するのかは判明していませんが、まったく「アッパレ」というほかありません。

 以前にも書きましたが、4年前の選挙では自民党の議員全員が「TPP絶対反対!」「ブレない」をスローガンに当選しています。鈴木議員も当然TPP反対を訴えて立候補し当選したことに対し「自分なりのけじめ」をつけた、とあります。

 他の議員は公約など忘れたのでしょうか。地元選出の国会議員もケジメをつける必要があるはずですが、「重要5品目は守った」とか「農産物の輸出で農業振興を」などと、TPPの核心を説明したことなどありません。郵政民営化時の造反議員に対する公認取り消しと対立候補擁立が、「賛成」の理由でしょうか?

 ※写真は「我が家の草花」。

11月15日(火) 「満月」

 68年ぶりのスーパームーンを観察できたでしょうか?昨日の朝礼で、スーパームーンを話題にしたのですが、夕方は雨でほぼあきらめていました。

 写真は日付も変わった午前2時半ごろ撮影したものです。比較するものが近くに無いので、大きいと言われればそのようにも感じますが、「そうなんだろう」といった程度の感想です。ただ、満月には違いないので十分にきれいです。

 次は18年後らしいので、とにかく見ておきたいとの執念が雲を取り除いてくれたのだろうと思います。1時過ぎに雲間から覗いたものの、すぐに雲に覆われ、その状態が続いたのちのプレゼントです。

 今日は昨日よりさらに暖かくなりそうで10月中旬くらいだそうです。気温が安定せず「秋の夜長」でなく「夏の夜長」の気分ですが、夜はサッカーワールドカップの予選サウジアラビア戦です。必勝祈願!!

※写真は真夜中の「スーパームーン」。

11月11日(金) 「1111」

 「1」が四つもそろった年に一度の珍しい日です。同じ数字が三つなら「1月11日」「2月22日」「11月1日」があります。

 トランプの「1」は通常(エース)の呼称で、スペード・ハート・クラブ・ダイヤの4種類があり、それぞれ13までとジョーカーがセットになった合計53枚で一組です。手品の世界では「トランプ」とは言わず「カードマジック」と呼び、ほとんどの場合ジョーカーを除く52枚だけを使用するようです。

 ジョーカーとまでは言いませんが、予想外の選挙結果に大慌てで、各国首脳の様々なアピール合戦が続いているようです。ジャパンは安倍首相が電話で祝福したようですが、それ以外にもTPP法案を先行成立させました。第3の矢が折れないための方策として、オバマ政権での成立を期待しながらも、次の一手としてトランプの翻意を促そうとしています。

 そして今朝のニュースで知ったのですが、中国では「独身の日」で、自分への褒美としてネットでの爆買いが定着しているようです。昨年は1兆4000億円が消費され、今年はそれ以上の滑り出しとのこと。こちらはうらやましい限りです。

※写真は「我が家の草花」。

11月10日(木) 「報道の力」

 テレビもラジオも昨日夕方からは「トランプ」だらけ。もちろんどの朝刊も一面トップ。

 予想外の結果に世界中が驚いたようであるが、もちろん自分もその一人です。この予想外の責任の一端は、やはり報道にあるのではと思っています。

 得票数ではクリントン氏が若干多かったようですが、選挙人の獲得数ではトランプ氏の方がはるかに多数でした。日本と違うアメリカ独特の選挙方法がもたらした結果のようですが、隠れた民意を探り当てられなかった報道の力量不足か、行き過ぎたグローバリゼーション(TPPを含む)に対する反発が予想より大きかったのか。

 はたして今日、衆院ではTPPの強行採決となるのか。日本の報道は採決と予想している。

※写真は「我が家の草花」。