JA尾鈴は、消費者と生産者をつなぐ「架け橋」を目指し、活動しています。

suger&salt

6月23日(金) 「過疎地の住民」

 何回か書いたのでご記憶の方も多いでしょうが、私の住む地域は都農町の山間地にあり「過疎と超高齢」の典型的な先進地です。過去にこの欄に添付した写真で紹介したように、炭焼き小屋があり、田んぼの幅より石垣の方が高い水田があり、耕作放棄地がどんどん増える山村です。

 そんな田舎で18日の日曜日には、奉仕作業として今年第1回目の道路の草刈りをしました。人口は減少の一途で、全10戸のうち1人住まいが4戸、2人が3戸、3人以上が我が家を含めて3戸です。こんな人員構成ですから、作業ができる人=草刈り機が使える人間が4名とその草を片付ける人間が1人の計5人での作業です。

 道路が年と共に短くなることはないので、1人当たりの作業負担は年々増加する一方です。山間部の町道ですから、道路に覆い被さるように木の枝が繁殖し、これにカズラ(つる)が這うと作業の困難さが一挙にアップします。そして竹。この繁殖力には皆さんも閉口された経験があるのではないでしょうか。タケノコの時に除去しないと、翌年は付近一帯が竹林になっています。

 一通り終えての反省会だけが楽しみのような奉仕作業。草刈り機を使える人間は耕作放棄地の増加と反比例して減少するばかりです。いつまで続けることができるのか、今から不安になりますが、住み続けるかぎりは継続しなければなりません。あと何年?

※写真は石垣の棚田

6月21日(水) 「一番長い日」

 昼の時間が1年で最も長い日を前に、様々な動きがあったようです。小池知事は「豊洲移転」を表明し、JA全中は次期会長選への立候補者2名を発表。そして国民が、もちろん自分が一番納得していない「加計学園問題」では、萩生田副長官の発言に関する新たな文書も判明しました。臨時国会、そして証人喚問へと結びつくのでしょうか?

 将棋界では、史上最年長の加藤一二三・九段が、竜王戦の予備選で敗れ引退したとのニュースも。77歳は63年間の現役にピリオドが打たれた瞬間、口を真一文字に結び、カメラに背を向け無言で席を立ちました。加藤九段の太い指で小さな駒を叩きつけるように、そして思い切りよく、大きな駒音で打つ姿には迫力がありました。そしてトランプ大統領と同じ、赤いネクタイを長めに締める姿にも独特の雰囲気がありました。

 そんな加藤九段も14歳でプロデビューしたのですが、いま話題の藤井聡太4段がさらに記録を更新しました。その藤井四段の初対局の相手が加藤九段だったのも記憶に新しいところですし、それ以来快進撃を続けていることもご承知の通りです。新進気鋭の若者に、百戦錬磨の大ベテランが破れ、舞台を去る、かつての角界で千代の富士が貴乃花に敗れ、現役を終えた時を思い起こします。

 今年の一番長い日は、その14歳が28連勝をかけた対局の真っ最中です。午前10時に始まった対局の結果が判明するのは一番短い夜を迎えた頃でしょうが、全国民が注目しています。私は今から「尾鈴農協退任役員連絡協議会」の総会に出席します。先輩たちの元気な姿を1年ぶりに拝見する機会です。総会が終了した頃には、連勝記録の行方も判明していることでしょう。

※写真は庭の花

6月20日(火) 「ドシャ降り」

 ちょうど昼ごろから降り始めた雨は、3時過ぎには大粒の雨になり、そして今は帰ろうとした職員が車までの距離をためらうほどのドシャ降りになっています。

 前回、雨が降らないと書いたばかりのこのコーナーをあざ笑うかのような降り方です。それこそ前回の表題『壊れた』を思い出させるような、空が壊れたのかなと思えるほどのドシャ降りです。

 英語の不得手な自分が、何となく覚えている表現に『it’s rainy cats and dogs』が、英語の「ドシャ降り」だと習った記憶があります。アルファベットの綴りがあっているかどうかは別にして、「猫と犬」でドシャ降りを表現する感覚を、なんとも不思議に思ったことを記憶しています。

 今日の農業新聞には、高知県土佐町の干上がった水田の写真がありました。見られた方は多いでしょうが、一回水を張って耕耘したと思われる水田が、カラカラに乾いている様子は見るに堪えません。成長しすぎた苗を処分する被害も出ているようです。今日は高知も降っているでしょうが、遅きに失したような土砂降りです。

※写真は庭の花

6月15日(木) 「壊れた」

 梅雨に入ったはずなのに雨が降りません。空梅雨を喜ぶ方もいるでしょうが、雨が降らずに困っている農家もあります。そして、自民党員なのに自民党の現状を憂えている人間もいます。それは私ですが、他にもいらっしゃるかも。

 「良識の府」参議院では、久しぶりの徹夜国会となったようです。自民党議員からも議論百出での徹夜なら良いのですが、そうではないようです。都議選や文科省問題など様々な思惑が入り乱れるなか、委員会審議を無視し「中間報告」という手段を用いて、共謀罪の成立を図るようです。本当に参議院は「良識の府」なのでしょうか?政権にすり寄るだけで国民を見ずでは、議員みずからが参議院を否定しているようなものです。

 一昔前、小泉純一郎氏が自民党総裁選に出馬するに当たり、「自民党をぶっ壊す!!」とぶち上げて見せたことがありました。当時も、そして今に至るまでも単なるパフォーマンスとしか考えていなかったのですが、本当に壊れてしまったのでしょうか?

 この文章を投稿した頃には、代表質問も採決も終わり、「共謀罪」の範囲を広げた組織犯罪処罰法改正案は成立しているでしょう。NHKの論説委員が言っていたように「中間報告」と聞いた時には『加計学園』に関する報告と勘違いしたほどです。こちらも『森友学園』同様、うやむやのまま闇に葬り去るのでしょうか?(ネットニュースではすでに成立済みでした)

※写真は庭の花

6月13日(火) 「転機」

 日向市出身で大リーグ・アストロズの青木宣親選手が日米通算2,000本安打を達成したニュースでもちきりです。テレビは昨日から、そして休刊日だった新聞は号外が発行されたようです。日本の野球殿堂「名球会」入りをはたし、名実ともに一流選手の仲間入りです。おめでとうございます。

 話題は変わって、本日の日本農業新聞「教えて!ノウハウ ドゥハウ」で、「発言あってこその会議」と伊藤喜代次氏が書いておられます。JAの会議を「議して決せず、決してなさず」との指摘。従来、わがJAの会議でも発言者が限られたり、ほかに発言を求めても下を向いたままだったりと、はずかしながら、まさにその通りと感じていました。

 氏が指摘するように、形態や進め方に多様性や工夫・改善が不足しているのでしょう。そして、「資料作りに時間をかけ、紙の資料に頼りすぎ」もその通りで、反論の余地がありません。文中にある様に、ホワイトボード等を使用し、意識を共有することも大事なことでしょう。もっと違ったやり方もあるかもしれません。

 数年前の「私の履歴書」に、『企業が大きくなると、会議が増え、意志決定や実行のスピードが遅くなる』と、オムロン創業者の立石一真氏が書いておられました。ほんの小さな組織のJAでさえそのような変化に直面している現状は、なんとしても打破し改善する必要があると改めて決心しました。

 青木選手をして「今日の1本が出て、野球に対する情熱が失われず、むしろ上がっているんじゃないか」と言わしめる2,000本目。我がJAも伊藤氏の指摘を改善への転機ととらえ、みんなで議論し、決したら一生懸命同じ方向目指して頑張る、そんな環境を創りあげていきます。

※写真は庭の花

6月12日(月) 「佐藤敏夫」

 文芸春秋7月号の特集で、今話題の前川喜平・前文科省次官が小泉政権の財務課長時に「本名でブログを公開」とあったのに感銘を受けたので、今日からタイトル名に本名を追加しました。

 第1回でそれとなく書いたのですが、職員から提案を受け、そのままの状態で3年が経過しました。「シュガー&ソルト」は名前を捩ったもので「佐藤敏夫」が本名です。名前を伏せたまま政権や政治家を批判することに、何となく抵抗がありました。これで記名ブログとして、「歯に衣着せぬ」とまではいかなくとも、自由に書けるような気がします。

 前回書いた「何らかの変化」が、早速現われていたことに驚きと喜びを感じた金曜日でした。ただし、『再調査』はするが、同時にあちこちに予防線も張り巡らされたような発言がなされています。だから結果を明確にしない場合も想定されますが、トカゲのシッポ切りで、誰かが罪を着せられて幕引きになるパターンも想定されます。

 そして野党が承諾しないまま、若干の会期延長で「共謀罪」が強行採決される構図、その「最悪のシナリオ」を危惧しています。そうならないことを願うのですが、現内閣では充分想定されるので、野党議員のみなさん、力を合わせて阻止してください。若者に支持される安倍政権ですが、「共謀罪」が成立すればその若者の将来は、私の子供も含めて「物言えぬ未来」になると考えます。お願いします。

※写真は庭の花

6月9日(金) 「あいうえお」

 芥川賞作家の中村文則さんが、赤旗の日曜版で「加計学園の問題は、政府の言い分をどう聞いても、おかしいとしか思えない。野党がこの問題を追求するのは当然です。」とありました。そして6月2日の日経では「電子版」の調査で、獣医学部新設をめぐる政府の説明に「納得できない」との回答が81.4%とありました。

 一方同じ日の日経に、安倍首相がニッポン放送(なぜかニッポン放送と読売新聞が好きな首相)の収録で、「友達だから私が影響を与えたというのは印象操作だ。常に改革を進めようとすると強い抵抗がある」とありました。「印象操作」や「再調査の必要はない」などの詭弁を弄する政府にとっては、共産党の質問だろうと、文科省の共有文書であろうと全く通用しないのが現状です。

 そんななか、2つの『あいうえお』に出会いました。

 1つ目。6月4日の朝日新聞。前防衛相の中谷元氏が高知県での自民党支部大会で、加計学園・森友学園をめぐる問題に触れ「首相に『あいうえお』の5文字を贈りたい」と忠告したようです。

せらず、ばらず、かれず、こひいきせず、ごらず』と。

 2つ目。今日の朝日新聞。やく みつる氏のかるた『あ・い・う・え・お』

やしいぞ じゅういがくぶで 「かけ」にでる

たいとこ つかれ とたんに にばいそく

さんくさい ともとくりだす ゴルフじょう

こひいき ではすまされぬ おつきあい

かしいな やることなすこと おかしいな

 いかがですか?1つ目は自民党員である自分もスカッとしましたが、中谷氏は大丈夫かなと心配な面も。2つ目はさすが、やくみつる氏、漫画を掲載できないのが残念ですが風刺のきいた画と川柳に感心しました。様々なシチュエーションでいろいろな政権批判は発信されますが、無視を決め込む現政権。それでも発信し続けることで何らかの変化が訪れるのではと考えます。

※写真は庭の花

6月7日(水) 「気分転換」

 1週間の速いこと、あっという間に水曜日。先週金曜日に「週2.5回を目指して」と気合を入れたばかりなのに、今週の更新は今日が第1回目。

 月曜日(5日)は朝から会議や対応に追われ、気が付いたら夕方。その一方で心ひそかに期待していたのが「明日(6日)の行事が発生しないように」でした。もともと行事が空白だったので、何も予定が入っていませんでした。そこで急遽(昨日火曜日)休みの予定を入れ、息抜きをしてきました。

 私の息抜きは「海」です。本日掲載している写真は出港前の港から撮ったもので、5時ちょうどの門川の朝焼けです。タイミングを逃した1枚で、この1分ほど前はもっと鮮明な茜色の空でした。前回の釣行から20日以上経過し、日差しのきつい季節になっていたので、昼の釣り人はほんの数人。夜釣りが主流の時期に移っていました。

 当然、海の様子も変わり、エサ取りたちの種類が増え活発に活動する季節になっていました。一般的には美味しい魚で喜ばれるアジゴも、釣りをする者にとってはうるさいエサ取りのひとつ。そのほかにイワシの子にサバの子、そしてボラに熱帯魚のような色とりどりの魚たちが、仕掛けを振り込むと同時に針についたエサをかすめ取ります。本当に上手に。

 結果、本命は釣れなかったものの、気分転換は十分果たせました。準本命を4匹だけクーラーにいれたところで、波が高くなるとのことで船が回収に来たので帰途につきました。

※写真は門川の朝焼け

6月2日(金) 「200回」

 2015年3月16日に「タイトル(シュガー&ソルト)名の由来」と題して第1回を掲載以来、今回で200回となります。

 2年と3カ月、ほぼ115週、約800日かけての200回目です。業務用のパソコンを利用しての書込みですから、休日や出張中に更新することはありません。そのように数えると、更新は週2回程度が自分にとって適度でかつ限度のようです。役員の任期が残り11カ月ですから、ちょっと頑張って100回更新し、通算300回を迎えることができればと考えています。

 つたない文章ですが、実は昨日、文章のプロに読んでもらっていることが判明しました。新聞社のコラム担当の方から電話があり、本人が受け持つコラムのことから話が広がり、その方が当欄を覗いたことがあると話されました。嬉しいやら恥ずかしいやら、変なくすぐったいような気持ちになりました。

 という事は、軽々しいことは書けないな、とも感じました。その方のコラムを引用したことがあるし、政治に対する注文も自分の信条として省くことはできないので、誰に読まれようとも恥ずかしくない内容にしなければと、改めて気合を入れ直した次第です。そして週2.5回を目指して頑張ろうと。

 さて、今から西都・児湯常勤役員協議会の総会があり、今週締めの「飲み会」です。

※写真は庭の花

6月1日(木) 「時の流れ」

 6月になりました。そろそろ梅雨に入るころです。九州南部は昨年も、そして5年前も6月4日が梅雨入りだったと日記に書いています。3年前の6月4日は集中豪雨が発生し、大きな被害が発生しています。ゲリラ豪雨に注意が必要な時期になりました。

 今日6月1日は、安倍首相が消費税の再延期を表明して丸1年、一昨年は町村信孝元衆議院議長が死去した日です。それぞれ遠い昔のことのような気がしますが、つい1年前そして2年前の出来事で、時の流れの速さを感じます。

 来週10日は時の記念日です。時間に対する意識を高めるため「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」という呼びかけで、大正時代に制定されたようです。「欧米並みに」というのは現代には馴染まないでしょうが、時間が大切なのは昔も今も変わりません。むしろ現代人、とくに日本人は時間に追われる生活に慣れてしまったように感じます。

 大切な時間を有効に、そして効率的に使用し、時にはゆったりとした時間を過ごすのも贅沢と思える年齢になりました。それもそのはず、今年は還暦を迎える年だったなと。

※写真は我が家の茄子の花

5月30日(火) 「欠陥制度」

 今日にダメージを繰り越すことなく、連続三日目の「飲み会」は無事に終えました。今夜の「飲み会」もダメージが残らないようにと考えています。

 「正直者がばかをみないように、隙間を狙ってずるく儲けるのは許さない」とは、農業新聞の「アンテナ欄」に紹介された本県選出議員のことばです。今国会で改正された加工乳補給金制度に欠陥があることを、与党議員自らが認めたものと受け取れます。そんな法案は成立させなければよかったはずで、規制改革推進会議の提案は間違いでしたと言ってくれた方がよかったのですが、そう言えない何かがあるのでしょう。

 同じように森友学園疑惑での首相夫人の国会招致、そして加計学園疑惑での前事務次官への証人喚問、政府はすべてを拒否していますが、疑問を呈する与党議員はいないのでしょうか。事務次官という立場にあった人間が「総理の意向」を認めているし、今度は首相補佐官の名前まで出てきました。政府寄りの特定新聞が前次官を先制攻撃したことからも、文書は存在するとほとんどの人は考えるはずです。自民党議員だけがそう感じないとは思えません。

 東京選出の若狭議員は政府に「ごまかしだ」と批判したようですが、こんな議員がもっと出てくることを期待します。そんな議員がいない背景に、世間一般で言われる「政党交付金」と「小選挙区制」という大きな問題が潜んでいるのなら、憲法ではなくこちらの改革を先に進めるべきではないでしょうか。

※写真は庭の花

5月29日(月) 「飲み会」

 先週末から「飲み会」が続く。

 27日土曜日は信用事業親善ゴルフ大会の「反省会」をJA尾鈴から参加した3人で実施。

 28日日曜日は自分の居住する地区のゴルフ大会。二日連続のゴルフといっても、こちらは小学生から敬老会までの地区民が集まってのグランドゴルフ。2時間ほどで切り上げ、公民館で昼食・つまみ持ち寄りの「宴会」。

 今日29日と明後日31日は当JA恒例の「校区協議会」。管内九つの小学校区ごとに、総代や部会長等を参集した会議。地区担当の職員全員と、理事は2日間とも手分けして参加し、その後に懇親会で「飲み会」。

 30日は温室蜜柑研究会の総会で「飲み方」。

 2日金曜日が西都児湯地区JA常勤役員協議会総会で「懇親会」。

 7日間で通算6回の「飲み会」。飲み過ぎないように注意したい。

※写真は庭の花

5月25日(木) 「曲がり角」

 先々週に続き、23~24日で東京に行ってきました。今回は会場や航空便の関係で、タクシーでの移動だったため、公共交通機関の人ごみに触れることがありませんでした。その分、道路の混雑を経験し、車の多さにあらためて驚きました。そして高級車の多さにも。

 それで、またまた久しぶりの記事更新となりました。

 危惧した「共謀罪」は上京中に衆議院を通過するという、懸念した通りの展開となりました。そして時期を同じくして、英国マンチェスターでは自爆テロが。共謀罪の強引な採決を後押しするかのようなタイミングは、まさに安倍政権の独走を許す展開となるのでしょうか?

 本県選出の3議員も賛成票を投じたようです。本当に警察や検察のさじ加減ひとつで拡大解釈されることはないのでしょうか。治安維持法そのものを知らないので、識者や戦争経験者の発言でしか戦前の様子を知ることはできません。それでも過去を振り返れば、軍や政治が暴走した歴史はいくつもあります。人間は歴史に学ぼうとしないのでしょうか。

 間違った歴史は2度と繰り返してほしくないのですが、「改憲」や「忖度」などが堂々と政治の真ん中を歩く時代です。のちの世になって振り返ると、今がちょうど歴史の曲がり角にあるのかもしれません。そんななか、自民党に復党したばかりの与謝野馨氏が亡くなりました。自説を貫ける政治家がまた一人欠けました。残念です。

※写真は庭の花

5月19日(金) 「日本語」

 今朝、日本農業新聞を見て驚きました。第一面の「四季」蘭に、「最近の若い職員は、なんでも『お疲れさま』で済ます。朝からそう言われると、思わず言い返すよ。『まだ疲れていない』って」とあったからです。

 ある会合で、これと同じことを挨拶としてしゃべったことがあるのです。そして先ほど職員の一人が「当欄に以前このように書いていあった」ので、私のことだと思ったと言ってきました。この方が何処の誰か知りませんし、その人と共謀したわけでもないので、同じことを考える人はいるものだと感心した次第です。これがもし「ことばのテロ」と認定されたら共謀罪で逮捕されるのでしょうか?

 国会参考人の意見は当然のように、自民党の推薦者は国際条約批准の義務だから絶対必要と。いっぽう民進党の推薦者は、予備罪の追加だけで良く、国際的には全く問題にならないと。いったいどちらが正しいのか、マスコミで取り上げられたことはないと記憶しています。これでは本当に必要な法律なのか我々には判断できません。ただ、朝日新聞(16日付)の世論調査ではこの法案の今国会成立について、「必要がある」の18%に対し、「必要はない」が64%でした。

 そんななか、菅官房長官は共謀罪法案に与野党の幅広い支持国民ではないを得るため「わかりやすく丁寧に説明し、1日も早い成立を目指したい」と言っています。ところが本日の法務委員会で採決を強行するとの報道もありました。「1日も早い成立」だけが本音なのでしょうか。※これを掲示した時には、すでに強行採決されていました。

 4月21日の当欄で、「強行採決をしないことを祈る」と書いたのですが、やはり無理でした。現政権の使用する『丁寧な説明』とは『強行採決』という意味のようです。私の持っている辞典には「丁寧=相手の立場を考えて、真心のこもった対応をする様子(新明解)」とあるのですが、日本語は日々進化しているので、この辞典は時代遅れなのかもしれません。

※写真は庭の花

5月16日(火) 「女性枠」

 今日は女性部の合同支部長会。川南支部と都農支部が合同で開催。大人数の会場に入った途端に様々な声が混じり合って、誰が何を喋っているかわからないほど大賑わいでした。これが女性パワー!

 そんな会合の後半はリーダー学習会と銘打った勉強の時間。協同組合学習という事で「女性理事登用について」の講義をしました。今年の総代会で、11名の理事のうち2名を女性枠とする「役員選任推薦規則」が承認されたので、この内容についての説明依頼がありました。

 当JAでは1名の女性理事が存在しますが、地区選出であり、今回規則として導入しました。平成6年以来常に1名の女性理事が選出されていたので、県内で唯一女性枠のないJAでした。それが今回解消されたわけです。不安の方が大きいということで、今回の説明会となったのですが、不安の払しょくに役立っただろうかとの疑問も残ります。

 今朝の新聞では、オーストラリアの連邦議会ではじめて議員の母から赤ちゃんに授乳が実施されたとありました。日本高野連でも初の女性理事が2人誕生するようです。人間の半分は女性ですから、様々な場面で男女平等が進んでいくでしょう。

※写真は庭の花

5月12日(金) 「協同組合」

 いつ行っても東京は人が多い。駅も通りも人があふれ、私が住む都農町の最大行事・夏祭の人出以上の人間が常にせわしく行き来している。そんな東京で日本農業新聞の全国大会が開催されたので、1泊2日で行ってきました。

 1日目が表彰に記念講演、2日目は90周年記念フォーラムが開催されました。そのフォーラム「安倍一強政治と農政・農協改革」では、元農水官僚でアナリストの竹本俊彦氏がJAの間違いについて指摘されました。本日の農業新聞にも掲載されていますが、農協改革を政府と同じ土俵で議論していると。株式会社と同じ土俵で自己改革を宣言するな、協同組合の特長を焦点に議論すべきで、株式会社との違いこそを宣伝すべきとの内容でした。

 そしてパネリストの一人フリーアナウンサーの小谷あゆみ氏も、一般の国民はJAとはどのような組織かも知らない。資材の価格が高いと報道されれば、そうとしか思わない。もっとJAの利点をアピールすべきだとも言われた。そして月刊誌「JA」の5月号でも、タレントの壇蜜さんが「JAは『農家の広報部』として農業を知ってもらうことが大切」と言っている。

 まさにその通りなのでしょう。JAについてみんなが知っていると思うのは間違いで、もっとアピールすべきなのかもしれません。我々JAに残された時間はそんなにないかもしれないが、今からでも逆転するチャンスは大いにあると思います。ユネスコの文化遺産に登録された協同組合のアドバンテージを今こそ発揮し、そして全国民に周知すべき時だと考えました。

※写真は庭の花

5月9日(火) 「自分」

 ゴールデンウィークも終わり、季節はいつのまにか新緑眩しい初夏へと移っています。JAでも総代会が終了し、すべての議案が承認されたなかに、新年度事業計画もありました。

 何となく落ち着かなかったふわふわ気分もどこかへ消え失せ、あらためて本格的に新年度をスタートさせなければという気分に変わりました。

 そんななか、今日から宮崎県農政企画課による条例検査が始まりました。検査や監査は積極的に受け、改めるところがありそれを指摘されたなら、「間違いを見つけてもらい有難い」と思うようにならなければと思っていますし、職員にもそう言っている素晴らしい自分がいます。

 ところが一方で「なんでこんな指摘を」と職員を叱責する自分がいるし、他人から指摘を受けると悔しい気持ちを持つ自分もいます。こんな問答をしながら、そして偉そうなことを言いながら、まだまだ成長しきれない自分がいます。

※写真は庭の花

4月27日(木) 「明日」

 明日はいよいよ総代会です。第42回を数えることになる通常総代会がどのような経過をたどり、どのような結果になるのか、いつも不安だらけです。

 何の問題も無いように準備したはずなのに、気持ちが落ち着かない日です。もう少しどっしりと構えていればよいのにと思っていながらも、そうならない自分がいます。

 それが人間だ!と相田みつおさんのようなセリフを言ってみたい。

※写真は庭の花

4月24日(月) 「日本語」

 やくぶそく【役不足】割り当てられた役目が軽すぎる(軽すぎて、それに満足できない)と思う様子だ。〔「役不足ながらその任を全うしたい」などと、自分の能力不足を謙遜する言い方に用いるのは誤り〕(新明解国語辞典)とある。

 新年度がスタートし、役員交代で新たに役員となり最初の挨拶で【役不足】が使用されることがあります。本人は謙遜したつもりでしょうが、聞く方にとっては非常につらいものがあります。1回なら間違いですむので、誰も気づきませんようにと思うばかりです。

 つい最近経験したのですが、年長者への指摘ははばかられ、何も言わなかったことを大変反省しています。日本語にはこんな間違えやすい言い回しや言葉はたくさんあります。そして使用した本人はほとんどの場合、気付かないままのことが多いのも事実です。

 かく言う自分もつい最近まで【自画自賛】を「じかくじさん」と読んでいました。ある人に指摘を受け、その時に初めて間違いを知りました。しっかり記憶すれば良いのですが何年ものあいだ慣れ親しんだ記憶はなかなか消せるものではなく、今でもどっちが正しかったかあやふやになる時があります。

※写真は庭の花

4月21日(金) 「ボロ」

 「ぼろは初めに見せておけ そうすればあとは天下泰平だ」 書家あいだみつをさんの作品です。これを大臣就任時の心境として披露したのが山本有二農相だったと記憶しています。安倍改造内閣に3人の山本大臣が存在すると話題になったうちの一人でした。

 その3人のうちの一人、山本幸三地方創生相が「学芸員はがん、この連中を一掃しないと」と発言し、謝罪や釈明に追われているようです。この発言がなければ他の二人の山本さんは何大臣かを確認することも無かったような気がします。ボロを出すことで初めて存在感を示しました。

 これ以外にも今年だけで、今村復興相や稲田防衛相に金田法相など、閣僚の失言や妄言は数え上げればきりがありません。多数派のおごりかボロまる出しです。そして政務官の女性問題まで飛び出しました。従来なら政権交代まで及びそうなのに、女性問題の政務官を除名するだけで幕引きを図るようです。

 おりしも19日から「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法の審議が始まりました。「テロ等準備罪」と銘打ち、東京五輪開催に必要との触れ込みでの提案ですが、容認派でさえ「慎重な運用を」という法律です。国民の半数以上が疑念を持つこの法案、今度こそ政府は丁寧に説明し、強行採決などしないことを祈ります。

※写真は梨の古木に満開の花。サクラではありません。

4月19日(水) 「学力」

 新聞に全国学力調査の問題と正答例が載っていたので挑戦してみました。小学・国語Aと算数Aが解答時間20分、国語Bと算数Bが40分、中学生は国語A・B、数学A・Bいずれも解答時間45分です。

 間違ったら恥ずかしいと思ったので、全問正解を目指してまず小学・国語Aと算数Aに挑戦してみました。読解力を試す国語の文章問題には少々戸惑いながらも3択・4択に助けられました。15分かけて終了、次は自信のある算数へ移りました。

 こちらは迷うことなく7分ほどで解答を終え、自信満々で正答例と突き合わせました。驚いたことに自信のなかった国語は3択のおかげで全問正解、この調子で算数もと考えたのが甘かった。なんと問1で誤答を発見!質問では「それぞれあてはまるものを1つずつ選んで」とあるのを1つしか選択していませんでした。

 解答用紙があれば解答欄が3つ用意してあったはずだから気付いたはず、と自分を慰めていました。そして中学生の数学を眺めていたら、「錯角」とか「相対数」という言葉があり、さて何だったかな?と考えさせられました。皆さんも新聞を開いて挑戦してみてください。結構難しいですよ。

※写真は春の花

4月17日(月) 「座談会」

 朝から降り続いた雨がようやく上がりそうで、空もやや明るくなってきました。

 今日これから総代会前の座談会が開催されます。県内他JAではほぼ先週末には終了していますが、当JAでは総代会が開催される前の週が定例となっており、緊張の2週間が始まります。

 雨で農作業が休みの方が多かったと思われるので、出席者が多くなることを期待しながらも、どんな質問があるか、どんな話題が持ち出されるか気になってしょうがないのが今の心境です。

 こればかりは開会してみないことには分かりません。心配しても始まらないのですが、いつも気分はソワソワで落ち着きのない自分がいます。

※写真は春の花

4月11日(火) 「気象変動」

 午後になると眩しい太陽の日差しが降り注ぎ、夜半の気象とのギャップを感じています。夜中の豪雨とそれに伴う突風が、今後の農作物成長に影響を与えなければ良いのですが。

 夜来の集中豪雨により発生した鉄砲水は、普段水の流れない道路脇の排水溝に溜まった枯葉を押し流したようで、排水溝に沿わせた用水ビニールパイプをも道路に押し出していました。通勤途中2か所でそんな光景を目にしました。

 突風はトンネル型のハウスビニールを破いてしまったようで、スイートコーンやカボチャへの今後の影響が気がかりです。農作物は幹が折れ、葉が被害を受けると再起に時間がかかるばかりでなく、収量にも影響するので大変気がかりです。

 スイートコーンは2年連続で晩霜の害を受け、今年こそは大丈夫だと思っていた矢先の突風です。自然を相手の農業は予想もしないことが次々に発生し、遠慮なしに襲い掛かってきます。

※写真は春の花

4月10日(月) 「サクラ」

 先週末、競い合うように花開いた桜と時を同じくするように、菜種梅雨のような雨が降り続いています。普段は早咲きの山桜も時期を同じくして咲き始めたので、山と里がいっぺんに白で染められました。

 この雨も明日までは続きそうで、田植え後の水の心配をする必要はなくなりますが、かたや雨に打たれた花びらは舞い散り、花見を計画しても葉桜見物になりそうな感じです。

 今日は高校の入学式だったそうで、子供の入学に父母として参加した職員も数名いるようです。そして明日は中学校、明後日が小学校の入学式とのこと。冷たい雨が降り桜吹雪舞い散る入学式とはならないようですが、親としてはホッとする嬉しい季節です。

 我がJAに目を向けると新採用職員は黄色い大きな名札を身に着け、仮配属先での緊張した雰囲気のなかにも嬉々として先輩の指導を受けています。3か月後には正式採用となる日を迎え、名札の色も白に変わります。自身をもった社会人に、そしてJA職員に育ってくれることを祈ります。

※写真は開花したばかりのサクラ

4月7日(金) 「はじめて」

 今朝は都農町で開催された子牛の品評会に行ってきました。4月に就任されたばかりの副町長もおみえになり、さらには町議のひとりにも出席いただきました。

 品評会は管内の川南と都農で交互に開催され、それぞれ町長の都合が合えば出席をいただいたことはあったのですが、副町長や町議を迎えたのは初めてのような気がします。もしかしたら自分が参加しない時に出席いただいたことがあったのかもしれませんが。

 新副町長は口蹄疫が発生した当時、農林水産課長として最前線で防疫対策をされたので、牛に対する思いが深く、出席せずにはいられなかったのでしょう。私はといえば都農支所長をしており、お互いにあの頃を振り返りながら、ここまでの復興を喜び合いました。

 一方、出品者としての町議は実在するのですが、繁殖農家どころか農家でもない議員が見学に来られたのには驚きました。畜産課長に確認したので間違いなくはじめてのことです。

 これを機会に牛に、そして農業に興味をもっていただけることを大いに期待した今日です。情報も積極的に提供していこうと思いました。

※写真は春の花

4月4日(火) 「開花宣言」

 事務所の近所にある公園の桜がようやく開花しました。10本ほどある木のうち花をつけているのは日当たりの良い場所の3本だけでしたが、一本の木に5~10の花を確認できました。写真のように膨らみ始めたつぼみはピンクに色づき、明日にも一斉に咲きそうな雰囲気です。

 遅れていた田植えも始まったようで、朝夕の冷え込みはまだ残っていますが昼間は確実に暖かくなっています。農業用ハウスのなかはとても暑くてたまらないとのこと、胡瓜の生産者は「ハウスの外がちょうどいいくらいだ」と言っておられました。

※写真は膨らみ始めた桜のつぼみ

4月3日(月) 「スタート」

 昨日、ようやく桜の開花宣言がありました。標準木も一昨日は3輪だけだったようで、朝夕の寒さには勝てなかったようです。

 通勤途中のソメイヨシノを見てみたのですが、どの木もかたいつぼみがあるだけで一輪の花も咲いていませんでした。2輪咲いているのを見たという職員もいましたが、JA管内の桜はもう少し先になるのでしょう。その時を楽しみに待つことにします。

 今日は入組式がありました。緊張気味の6名はどんな夢を描いていたのか気になるところです。先日退職した5名の先輩のように、定年の日を迎えるまでJAを支えてくれるとよいのですが。

 新採用職員を目にして、全職員が当時の気持ちを思い出し、気持ち新たに仕事に取り組むことを期待しながら、自分も常に挑戦者の意気込みを忘れないようにしたいものです。

※写真は春の庭

3月31日(金) 「プレミアム・スプリング」

 今日は2度目のプレミアムフライデー。そんな今日を限りに一線を退く方がたくさんおられることでしょう。当然わがJAにも今日を人生の境とする人がおり、定年者5名と進路変更の若者4名の計9名が退職しました。

 定年の方々には60歳まで活躍いただき、大いに感謝しています。再雇用制度を利用して今後もJAを活躍の場に選択した方あり、家業の農業を本格的に開始する人ありです。これからもますます活躍されることを祈ります。

 いっぽう若者の方は在職期間3年から15年と幅広く、今後の進路も資格取得のための勉強をする人から他業態に就職する人など様々ですが、それぞれが選んだ新しい道をさらに力強く進んでほしいものです。

 そんな9名に退職辞令を交付した終業後、全職員が集合して退職者を送り出す退職行事を終えました。長年一緒に仕事をした仲間を送り出すのは寂しい反面、月が替わると新採用職員が新たな仲間として加入する期待感もあります。これも「春」です。

※写真は春の庭

3月28日(火) 「忖度」

 最近『忖度(そんたく)』という言葉が世間を賑わしています。大阪の国有地売却問題が発覚してから頻繁に耳にし、目にするようになりました。

 他人の心中をおしはかること(広辞苑)。自分なりに考えて、他人の気持ちをおしはかること(新明解)。辞典ではこのように解説されていますが、とにかく他人の気持ちを先読みし、これを先回りすることのようです。

 なんだか宗教の世界で悟りを開いた人しか持ちえない感覚のような気もしますが、これが一般的に実行されるのが日本の特長かもしれません。直截的な表現を良しとせず、回りくどい表現こそが重宝される、そんな風潮がそのまま幅を利かせたのかもしれません。

 翻って我がJAの窓口職員、CS(顧客満足)向上のために常日ごろから利用者の気持ちを先読みしています。その成果が利用者からの満足の声として届き、さらに職員のやる気に拍車をかけるといった大変好ましい相乗効果を生み出す。そんな「忖度」もあります。

※写真は春の庭

3月24日(金) 「研修」

 先ほど今年採用予定の職員4名が4日間の研修を終えて帰ってきました。中央会の教育センターに泊まり込みの研修だったので、緊張もしただろうし初めて耳にする単語も多く戸惑ったのではないでしょうか。

 先輩職員が迎えに行って連れ帰ったようです。その先輩も同様の研修を経験しており、新採用職員の今の気持ちはよく理解できるでしょう。

 数十年前の自分の時代は1週間ではなく1年間だったことを思い起こしました。JA尾鈴では男子の事務職員はJAの採用試験に合格したのち、宮崎県立の農協講習所で1年間のカリキュラムを習得するのが必須条件でした。しかも自費で。

 懐かしく思い出したのですが、50人の同級生のうち今現在何人がJAに籍を置いているのか正確な数字が判明しません。10数名だろうと想定するのは、同級生といっても高卒新人や大卒でしかも数年在職したのちに入所した人など年齢幅が大きかったからです。

 来月からは大きめの名札を付け、仮配属先で張り切ることでしょう。そして定年を迎えるまで勤めてくれることを願います。

※写真は春の花

3月21日(月) 「彼岸過ぎ」

 すっかり春めいてきました。「暑さ、寒さも彼岸まで」の言葉どおり、今日は汗をかくような暑さだったので上着を脱いで机に向かっていました。

 我がJA管内では田んぼに水を引き始めたところですが、隣の高鍋町では植え付けが始まっており、地区によっては最盛期を迎えようとしています。

 庭の花も様々に咲き始めたので写真に撮ってみたのですが、予想以上に多くの花が咲いていたので皆さんに全てを紹介したいのですが、そのうちに桜も咲き始めるとデビューすることも無くお蔵入りとなる写真もあるでしょう。

 昼のニュースでは、東京で桜の開花宣言が出されたようです。宮崎は来月になりそうで、南国宮崎なのにと、ちょっと悔しい思いもありますが楽しみは先にとっておけという事もあります。その時が来るのをじっくり待ちましょう。

※写真は10日のつぼみ~15日の一輪~そして咲き誇ったすいせんの花

3月15日(水) 「関心」

 本日の会議の冒頭、ワールドベースボールクラシックでの逆転勝利に触れた挨拶がありました。

 自分はテレビ中継を見ていなかったので、今朝のニュースで結果を知りました。大会前の予想と違い善戦しているようですが、「思わず歓声を上げ拍手をした」とのあいさつでした。差別のつもりはありませんが、その挨拶は女性委員長がされたものだったので、我が家と全く違うなと思いました。

 我が家は野球大好きの父に対し、妻も母も高校野球でさえ見ることはありません。当然くわしいルールを知るはずもないのですが、スポーツニュースのタッチアップ場面を見て「ちゃんと受けたように見えたが」と。アウトでは進塁できないくらいは知っているのだろうと思われる発言でした。

 今日は2次リーグ最終のイスラエル戦。勝たなければ1位通過とならないのかな?韓国に勝利したイスラエルですから、甘く見ると足元をすくわれかねません。是非とも勝利してほしいものです。

※写真は春の一輪

3月10日(金) 「明日で6年」

 東日本大震災から6年が経過しますが、2千数百名の方がいまだに見つかっていないとのこと。そんな折にもあの悲惨な事故を忘れたかのようにベースロード電源として、原子力発電の再稼働が次々と認可されています。

 城山三郎著「男子の本懐」を読みました。昭和初期の浜口雄幸首相と井上準之助蔵相を主人公とした政治経済を題材とした小説です。昭和初期の金輸出解禁をめぐる政治風景が舞台となり、これに命を懸けた二人の政治家の実話が題材です。

 ふたりとも役職に就いた時から、軍の膨張を防ぐために命を捨てる覚悟で解禁に取り組みましたが、相前後して凶弾に倒れています。そして残念ながらこの内閣が終わるとともに命を張った改革も幕を閉じ、日本は世界大戦へと舵を切ることになります。

 政治家としての使命を全うした点は、今の政治家に見習ってほしいものがあります。様々な反対を押し切るという点では、「特定秘密保護法」「安保法制」「TPP」「カジノ法」を決めた現政権と似ていなくはないかもしれません。

 が、決定的に違うのは、浜口雄幸は一言も口を挟まず他人の意見を最後まで聞くという姿勢だったようです。そして最後は説得し、納得させた。しかし今の国会では委員長の制止を無視し、最後まで自分の言い分を喋り続ける首相がおり、質問者は煙に巻かれます。その差は大きすぎます。

 いつもいつも決めてから「丁寧に説明すべきだった」というのではなく、決める前に各方面の意見を丁寧に聞く内閣になって欲しいと、自民党員の一人として切に願います。

※写真は春が近づいた庭

3月1日(水) 「存続」

 職員採用面接を実施しました。奇しくも来春卒業予定の大学生採用活動が始まる日と同じ日になりました。高卒、大卒とも採用試験は昨年中に実施したのですが、予定外退職者の補充としての追加採用です。

 農協法改正があり農協改革が叫ばれるなか、そして世間ではJAの行く末をどのように捉えているのか読めないなか、よくぞ挑戦してくれたと感謝する次第です。我々にも今の政府の農業・食料に対する施政方針がわからない状態ですから、若者にはなおさら理解できないはずです。

 奥原農水事務次官が農水省秘書課長時代の10年ほど前の講演「農協改革」と題したその概要を読みました。当時から委託販売を否定し買い取り販売を行うべきとのスタンスで、それがそのまま昨年の規制改革会議の結論として採用されています。という事は、奥原氏の執念が今回の法改正につながったと考えて間違いないようです。そして農協は「非営利」組織としてではなく、利益を上げて配当する組織に変わるべきといった変更も奥原氏の講演内容と一致しています。

 このままではJAの協同組合たる存在価値がなくなってしまいます。今日の面接で採用される若者が組合員の為に十分力を発揮し、将来にわたって安心して働ける組織であり続けることをせつに願っています。

※写真は冬の庭

2月27日(月) 「若くない」

 だんだんと春めいてきました。寒さを感じることが少なくなるとともに、風の匂いに春の香りが混じるようになりました。2月も明日で終わり、月日の過ぎ去るのがなんと早いことかと感じています。

 昨日は孫のひな祭りの予定でしたが、主役の兄がインフルエンザに罹り延期に。春は確実に近づいていますが、一方で冬もまだまだ自分の季節として幅を利かせているのかもしれません。全国一位の座は譲ったようですが、一病院当たりのインフルエンザ数では全国でもまだ上位にランクされているようです。

 そして知人は目がかゆいと言い出し始めました。花粉も飛び始めたようで、こちらもマスクが必要になってくる季節になりました。自分も長いあいだ花粉症で目のかゆみと鼻水に悩まされたのですが、いつのまにか顔面のかゆみに代わりました。

 時の経過を早く感じるのは加齢が原因と言われますが、「年を取ると花粉症が治る」となにかで読んだ記憶があります。いよいよ自分も老人の域に近づいたのだと気づかされました。

※写真は冬の庭

2月24日(金) 「???」

 昨日は「グランプリ」だったので今日は「プラチナフライデー」といきたいのですが、現実は厳しくなかなかそうもいきません。

 ところで年齢を重ねると体のあちこちが故障します。この世に生を受けた時から世話になっているというのに、定期点検や念入りな手入れをするどころか暴飲暴食に連日の晩酌。これで病気にならないほうがおかしい。

 というのは自分のことで、長年の不摂生がたたり今では薬の服用が欠かせません。そんな理由で2か月ごとに病院へ行き薬をもらっていますが、その薬を次の通院の日までにピタリと消化してしまったことが一回もありません。いつも残るので、残った分を差し引いて投薬してもらいますが、これが積み重なり前回はついに1か月分で足りるまでになりました。もう少しすると2か月分が余り、病院に行かなくてもよくなるのでは???

 そんな病院の受付での会話

受付「○○さん、熱はないですか?」

患者「無いごたるがね」平熱のこと。熱が無かったら大変。

受付「インフルエンザが流行っているのでマスクをしてください」

患者「風邪はひいちょらん」

受付「いいえ、うつるといけないんで」

 ここまで聞いていて、誰にうつるのかがよくわからなかった。

 問診票でのやり取り

患者「嗜好品て?」

受付「コーヒーとか」

患者「コーヒーは飲まん」

受付「晩酌はしませんか?」

患者「あー、そんなら焼酎」

自分も記入したが嗜好品の次に「たばこは吸いますか」とあった。たばこは嗜好品ではない?

 こんなくだらないことを考えながら名前が呼ばれるのを待っています。

※写真は昨日と似ているが別の物です。

2月23日(木) 「グランプリ」

 「男女の賃金格差 解消遠く」、添付されたグラフには「男女の賃金差は縮まりつつあるが・・・」。これは日本経済新聞の見出し。

 「男女間の賃金格差最少」、添付されたグラフには「男女間の賃金格差が縮小している」。こちらは朝日新聞の見出し。

 日経では格差是正が進まないと嘆くような表現ですが、朝日では格差解消が進み大いに評価できるといった捉え方です。どちらも厚生労働省が発表した調査結果を基にしているので、昨日書いたように新聞により方針の違いがあるという証明です。

 特に気を付ける必要があるのがアンケート結果を基にした場合の評価報道です。たとえば「賛成」「どちらかといえば賛成」が合計で51%、「反対」「どちらかといえば反対」が45%というような結果の時、ある報道機関は「国民の過半数が賛成」と報道し、別の機関では「ほぼ半数が反対」とする場合があります。最近よく聞く「フェイクニュース」ではないのですが、どちらに重点を置くかの違いであり見出しだけでなく全体を見て自らが判断する必要があります。

 そして本日のグランプリ!

 「需給調整 国の責任 補給金公平性確保を日本農業新聞

 「農協の流通独占に風穴 牛乳改革、自民部会が了承日本経済新聞

いずれも加工原料乳生産者補給金制度に関する報道ですが、見出しだけで政治的な立ち位置がはっきりと分かります。

※写真は冬の庭

2月22日(水) 「読み比べ」

 昨日の朝刊に移住希望地ランキングが乗っていましたが、宮崎日日新聞と日本農業新聞だけでした。全国紙(毎日・日経・朝日。読売は読んでない)には載っていませんでした? しかし将棋に初の外国人女流棋士が誕生した記事は農業新聞を除く各紙に載っていました。

 宮日新聞は父も読むので、起床する前に目を通しておきます。ですから移住希望地ランキングを最初に目にしたのは宮日でした。2015年と16年の10位までのランクが表示してあり、宮崎は2年連続の10位でした。地方紙という事もあり見出しは「移住希望先本県10位」とあり、宮崎は常時ベスト10かと感心しました。

 次に手にした農業新聞は14年からの3年分の表が掲載してあり、3年間は1位と2位を山梨と長野が交互に獲得していることがわかります。ベスト10に3年連続でランクインしているのはこの2県に静岡を加えた3県だけです。そして宮崎は3年前の表には載っておらず、常時ベスト10という勘違いが判明しました。

 このように記事の書き方ひとつで読み手の感想は異なります。当然、新聞にはそれぞれの会社の方針があるので、同じ事件や統計でも重要視するポイントが異なり、記事では微妙に表現が違ってきます。農業新聞はもちろん農業専門ですから、大企業を後ろ盾とする主要全国紙と全く違う位置に立ち、読み比べは非常に面白く感じます。JAの窓口にも置いてあるので読んでみませんか?

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2月20日(月) 「政治の裏側」

 久しぶりに雨が降り、パサパサだった農地に水分補給をと願ったのですが、3時間後には太陽が顔をのぞかせました。表面がほんの少し湿った程度でしょう。

 さて先週末に続き、日本農業新聞のPRです。毎週日曜日の総合欄に政治評論家 小林吉弥氏の「連載永田町 スバリ核心」コーナーがあります。週1回の掲載にもかかわらず2月19日で1081回ですから、20年以上続いていることになります。

 これほど続いているという事は、その内容が支持されているという事に他ならないはずです。私も日曜は真っ先にこの欄から読み始めます。もちろん小林氏の予想は当たることもあり外れることもありますが、同じようにこのコーナーを待ち遠しく思っている読者は多いはずです。

 ただ正直に申告すると、自分も若いころは政治に興味は無く、永田町がどうあろうと我々の生活には関係ないと高をくくっていました。が、多分に漏れず年齢を重ねるにつれ、TVチャンネルがNHKに偏るのに比例して、政治への関心も大きくなりました。

 19日のテーマは『派閥流動化「ポスト安倍」にらみ』でした。もちろん旧宏池会各派がよりを戻し「大宏池会」を結集する目的と、「ポスト安倍」をにらんだ細田派との勢力拮抗作戦が潜んでいると氏は解説しています。このコーナーを読むと政治の裏側も覗いた気分になれます、一度目を通してみませんか。

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2月17日(金) 「政治用語辞典」

 本日付の日本農業新聞「万象 点描」欄に掲載された鈴木宣弘氏(東大院教授)の「政治、行政の用語解説」をそのまま掲載してみます。農業新聞に縁のない方もいらっしゃるでしょうし、当JAは今月を農業新聞の特別推進月間としているので、その特徴やおもしろさを知っていただくためにも。※記事は文章形式ですが、箇条書きに変更しています。

 「自主的に」⇒米国の言うとおり

 「自由貿易」⇒米国が自由に儲けられる貿易

 「国益を守る」⇒米国の要求に忠実に従い、政

     権と結びつく企業の利益を守る。自身の政

     治 生命を守る

 「岩盤規制・既得権益にドリルで穴をあける」

    ⇒地域を守る相互扶助的ルールや組織は地域のビジネスとお金を奪い

      たい企業に邪魔なので岩盤規制・既得権益と呼んでつぶす

 「農業所得向上」⇒農協を解体し、地域のビジネスとお金を奪うための名目

 「緊急対策」⇒政治家が自身の力で実現したのだと『恩を着せる』ための

   一過性の対策

 「対等な競争条件」⇒一部企業にもっと富が集中できる市場条件

 「生産性向上効果」⇒貿易自由化の経済効果を水増しする万能のドーピング

   薬

 「情報公開」⇒基本的に情報は出すものではなく隠すもの。出す場合は、政

   府が国民を誤認させて誘導するのに都合のいいところだけ公開する。

 どうでしょうか、以上、すべてではありませんが目についたものを書きぬきました。TPPにおける答弁に限らず、最近の「共謀罪」やPKOでの「戦闘」解釈など、なるほどと思い当たるはずです。こんな視点で国会中継を見ると、また違った感想を持たれるのではないでしょうか。

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2月16日(木) 「成果」

 ちょうど1年前の今日は日銀によるマイナス金利が導入された日です。1月に決定され実際に適用されるまで、そして適用後もしばらくは新聞紙面をにぎわしたのでご記憶と思います。

 マイナス金利は、市中に出回る現金がダブつく(「潤沢?」とも表現)ための策ですから、市民生活への直接の影響はすぐには発生しません。目に見える形なったのは2月22日、10年もの国債利回りが▲0.005%になった時でした。その後11月15日(スーパームーンの翌日)に0.000%になるまでの9か月間にわたり国債のマイナス金利は続きました。

 この間、銀行貸出の長期金利は大きく下がりましたが、それに伴いもとより低かった預金金利はさらに低下し、我々金融機関も大幅に引き下げざるを得ませんでした。生命保険料も低金利による運用難のため各社とも4月以降、軒並み掛金を上げる方向です。一般市民にとっては住宅ローンぐらいしか恩恵の無かった金利政策です。

 1年後の今日は成果がなかったことを新聞各紙が大きく報道するだろうと予想していました。ところがまったく外れました。宮日が取り上げていただけで、日経・朝日・毎日いずれも1行も扱っていません(読売は読んでない)。アベノミクス支援への失敗だから、政府の批判を恐れて報道しないのでしょうか。できれば日本経済新聞にこそ成果の検証結果を掲載して欲しいのですが。

※写真は冬の庭

2月15日(水) 「誰の代表?」

 民主党政権時、皇室の在り方や存続そして女性天皇について検討されかけたことがありました。たまたま秋篠宮家に男性皇族が生まれたことにより、自然消滅的にその話は霧散していったように記憶しています。

 時は移り昨年、天皇陛下が今のお気持ちをメッセージとして伝えられました。これを受け有識者会議が設置され、数回にわたる会合の結果「一代限りの特例法を支持する」との結論になるようです。これは政府の方針と同じで、今の天皇に限り例外的に附則を設けて退位を可能にするものです。未来の皇室の在り方を今の政治で決めるべきではないとか、皇室典範の改正は困難であるからとの理由があるようです。

 はたして正しい判断なのでしょうか。「戦後レジームからの脱却」とか「自主憲法の制定」と言っていたのと矛盾する気がしますが。早めに決着させたい、あるいは一旦落ち着いた女性天皇制に火が付くことのないようにではないか、と勘繰るむきさえあります。面倒ごとは避けながら「穏便に片付けるのが最善の策」あるいは「先送りが得策」では問題です。

 「政治家の最大の問題は問題から逃げること」は与謝野馨元経済財政相のことばです。今月2日付の日経にありました。これは謙遜であり政治家は国民を代表し種々の問題を解決するための職責と信じています。我がJAでも女性理事枠についての議論中です(女性理事は選出されているが「枠」は無い)。議員に限らず選挙で選ばれる者は、選挙の時だけでなく常に代表としての使命を全うすべきと考えています。

※写真は冬の庭

2月14日(火) 「春へ」

 夕べあたりから何となく寒さを脱しつつあるのが皮膚感覚でわかるような気がしています。そして事務所でも、自分に一番近い場所のエアコンは終日稼働することがありませんでした。

 それ以外のエアコンが稼働していたので、思ったほど寒さを感じることもありませんでしたが。稼働中のエアコンの設定温度を見ると昨年よりも2度ほど低めのようです。最近、節電に対する事務所内の意識の高まりからでしょうが、様々な方面に節約意識が波及していくことを願います。

 明後日は極端に暖かくなるようで、3寒4温を繰り返しながら徐々に春本番を迎えることでしょう。通勤途中にある梅畑は満開ですが、各家庭の庭先にある昔ながらの梅の木の方が早く満開を迎えていたような気がします。

 写真は今朝撮影した梅の枝越しに見た日の出です。うす雲がかかっていたので幻想的な赤い太陽でした。写真の梅の木も梅雨を迎える頃には、立派な実をつけていることでしょう。

2月13日(月) 「花の品評会」

 依然として厳しい寒波が続いています。昼のニュースでは大雪のため生鮮品が届かず、空になった鳥取県内のスーパーの棚が映し出されていました。

 当地ではJA名の由来となる尾鈴山が数年に1度うっすらと白くなる程度ですから、寒くても雪害を受けることの無い暖かな環境に感謝すべきだと改めて気付きました。

 全国的に寒波が訪れた先週の水曜日に、花の品評会が開催されました。毎年この時期に開催され、会場は農家が自信を持って出品した花でいっぱいになります。当地区はスイートピー農家が多いので、会場にはスイートピーの香りが充満します。

 全員の力がレベルアップしてきたのでしょうか、例年の入賞者に代わり新しい顔ぶれも増えてきたようです。品評会が終了すると出品された花は市場価格よりも安値で即売されるので、毎年この即売を楽しみにしている人もいます。

※写真は今年の会場の様子

2月10日(金) 「冬」

 寒いはずです、出勤時の外気温は氷点下1度。今朝のニュースも西日本の日本海側が大雪とのことで、積雪の街中や車道の映像ばかりでした。

 この2~3日の間に読んだ記憶があるのですが、2月がもっとも寒いというが実は1月がもっとも冷え込む時期であると。2月になると暖かい日があるので、その寒暖の差で余計に寒いと感じるのだと。どの新聞だったか記憶していませんが、そのようなことが書いてあったと思います。

 地球温暖化といわれながらも、冬はやはり寒いですね。冬が冬の寒さを発揮することで、冬の作物の出番が広がり、生産者にも張り合いが出るというものです。「夏は暑く、冬は寒い」あたりまえの気象が自然環境を維持していくうえでは非常に大事なことと気付かされます。

 昨日は突風が吹き、キャンプ中の各球団も苦労したようですが、その天候も今日まで続くようです。先日はJAの年度初めと県内でキャンプを張る球団を紹介しましたが、日南市南郷の「西武」が抜けていたようです。西武のみなさん、そしてファンのみなさん、大変申し訳ありませんでした。

※写真は冬の庭

2月6日(月) 「協同の重要性」

 小金井市にある会社の社長から、ご自身が出席された講演会の資料を送付いただきました。先月東京において開催されたJA関連団体の新年会における懇親会前講演の資料です。3名の講演があり、1名は資料がなかったが2名の方の資料が気になったので送付したとのこと。

 本当にありがたいことです。わたしを気遣っていただいたことはもちろんですが、JAとの取引があることを今まで一度も口にされたことはありませんでした。4年前に地元出身者で構成する東京会に参加した時にお会いした郷土出身の先輩で、今回の配慮には驚いたし感謝感激です。

 いずれの講演も昨年の改正農協法の経営への影響やTPPの成立過程とアメリカの撤退、そしてJAの在り方を主題とした内容だったようです。頂いた書類の送付書に、自分の会社でも「俺たちの会社は俺たちで守ろう、困ったって誰も助けてはくれないぞ」と言って頑張っています、とありました。まさにその通りです。

 われわれJAも「協同の理念」が正しいことは理解していますし、12月の当欄で書いたとおりドイツは「協同組合」をユネスコの無形文化遺産に申請し登録されました。世界で理解されている理念を日本政府が理解しないだけです。政府が「協同の理念」の重要性に気付くであろう将来のその時まで、確実に理念が継承されているように努めることが、今我々にできる最低限の仕事だと思っています。

※写真は冬の庭