生で皮ごと食べられる、みやざきブランド完熟きんかん「たまたま」が、今年は1月14日に全国の取引市場で販売解禁になります。解禁を控えた8日、温室きんかん研究会は中央事業所で出荷目揃え会を開きました。
部会員はじめ担当職員ら9人はマスク着用。河野喜美会長は「コロナ禍の中、今季の出荷が始まる。販売面での影響が心配だが、今日ここでブランド基準をしっかり再確認し、去年以上にいいものを出していこう」と呼びかけました。
会員が持参したキンカンの形状や外観を見比べ、実際に糖度を測り「たまたまエクセレント」「たまたま」の出荷基準・規格を皆で確認。糖度・着色・大きさなどすべてにおいて上質のキンカンだけが「たまたま」として出荷されます。おいしさに加え、2019年1月からは栄養機能食品(ビタミンC・E)表示も始まりました。
同研究会では生産者6人が1haで栽培。2020年度産は出荷量23tを見込んでいます。
写真=ブランド基準を再確認する河野会長(右)ら