JA尾鈴管内で、冬の宮崎の風物詩、千切り大根づくりが最盛期を迎えています。
新鮮な大根を機械で千切りにした後、幅1・5㍍×長さ約50㍍の網棚に広げて天日干し。いくつも並ぶ網棚は壮観です。日射量全国トップクラスを誇る宮崎の太陽と、西にそびえる標高1405㍍の尾鈴山から吹く冷たい「尾鈴おろし」によって、2~3日で旨味の凝縮した歯ごたえある千切り大根ができ上がります。
尾鈴管内では80人が生産しており、2020年度は12月1日から出荷開始。1月に入るとJAの中央選果場には連日5~6㌧が集荷されており、2月末までに240㌧を見込んでいます。
写真上=尾鈴山へ向けて設置された網棚
写真下=連日5~6tが集荷されている中央選果場