ぶどう部会ハニービーナス専門部は、6月27日からハウス栽培の「ハニービーナス」の出荷を始めました。
2019年度は梅雨入り後も晴天が続き、順調に生育。例年より1週間早い初出荷となりました。
都農町新今別府地区で28㌃栽培する同専門部長・新名正幸さん(55)はこの日、173㌔を出荷。「温度管理・換気などに気を配り、丁寧に育てている。今年も、糖度が乗って酸味とのバランスもよく、たいへんおいしく仕上がった」と自信を見せます。
「みやざきぶどうハニービーナス」として尾鈴は県のブランド産地認定も受けており、19年度、同専門部では15人が2・9ヘクタールで栽培します。出荷は7月中下旬が最盛期で、8月までを予定。約28㌧を見込んでおり、主に宮崎県内、九州・四国方面へと出荷されます。
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初出荷した同日、総合選果場で目揃え会も開かれました。参加者は部会員、JA担当職員、市場関係者ら約20人。
各等級のサンプルとなる房を全員で実際に見て比較しながら、糖酸の基準や房締りといった様々な品質基準や出荷要領などを、互いに再確認しました。