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口蹄疫を忘れない日シンポジウム

2019年05月22日

「二つの『ボウエキ』を考える」と題するシンポジウム(宮崎日日新聞社主催、県・JAグループ宮崎後援)が4月14日、2010年に口蹄疫の感染疑い1例目が確認された都農町で開かれました。

口蹄疫流行を忘れないための催しで、会場の塩月記念館には町内外から約300人が来場。

 「防疫」と「貿易」をテーマにしたパネルディスカッションなどを行い、9年前の口蹄疫を振り返りながら豚コレラなど現在の新たな脅威への対応や、宮崎ブランドの魅力や未来を探りました。


 第1部の公開インタビューに登壇したのは、東京都内のフランス料理店「モナリザ」のオーナーシェフ・河野透氏(宮崎・川南町出身)。

「太陽の恵みを受けた宮崎食材、とくに野菜は旨味が全然違う。また生産者の技術レベルも宮崎はかなり高いと思う」と、その魅力を語ります。


 第2部のパネルディスカッションでは「防疫編」と「貿易編」にそれぞれ4人のパネリストが登壇し意見を述べました。

 口蹄疫発生当時、畜産部長として対応にあたったJA尾鈴・松浦寿勝副組合長は「当時はまさか身近で発生するとは思っておらず、地域全体で危機意識が足りなかった。消毒薬や農家防疫も不十分で、地域ぐるみの防疫対策が立ち遅れた」と9年前を振り返りました。だからこそ、「国内外で家畜伝染病が相次ぐ今、最大限の防疫態勢が必要だ」と訴えます。


 「貿易編」では㈱ミヤチク・有馬慎吾社長、河野正和都農町長らが、県畜産品のブランド力向上について持論を展開。向上と同時に次代へとつなぐため、発信すべきは「農業」のすばらしさであり、農業こそを宮崎のすばらしさの根幹に据えるべきだと唱えました。


 最後にあいさつに立った郡司行敏副知事は、「9年前にこの地域で何があったか、ということを再び心に刻んだ。そして『防疫』も『貿易』も、もはや世界的な視野で宮崎の畜産を考えなければならない時に来ている」と締めくくりました。

尾鈴農業協同組合

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